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AO入試のポイント
AO入試とは、書類審査や面接などを基準に人物本位の選抜を行う大学入試の方式の一つである。 アメリカでは、大学内に入試の実施にあたる専門の部署又委員会が設置され、高校の学業成績や記録活動、小論文、面接等を総合的に評価して入学者の選抜を行う形でAO入試が行われていた。 このアメリカ流の方式を日本にも取り入れ、学力偏重であった入試に人物本位の選抜方法も取り入れていこうという考えから、AO入試を取り入れる大学が日本でも増加している。 しかし、医歯学部においては、すでに一般入試においても、小論文、面接を取り入れ、医師または歯科医師の適性を考慮して入学者の選抜を行っている。このためかAO入試を実施している大学は5校にとどまっている。 このうち、評定平均の制限がある大学は、北海道医療大と愛知学院大の2校である。いずれも評定平均3.5以上が求められており、実質的には公募推薦入試に近い。 また、金沢医科大と明海大は、評定平均の制限が設けられていない。だが、全く関係ないというわけではなく、面接で聞かれたりすることもあるので、注意が必要である。これらAO入試では、
①強い学習意欲、使命感を持ち、人間性を兼ね備えていること
②卒業後の目標が明確であること
の2点が求められている。
期待されている卒業後の進路としては、出身地の地域医療や国際医療援助活動への貢献、教育・研究・診療を通じての大学への貢献などが挙げられている。
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自己推薦書
①明確な目的意識を有すること
②旺盛な知的探究心とともに、合理的な判断を下す力があること
③幅広い教養を身につけ、豊かな人間性の持ち主であること
④主体性、積極性に富むこと
⑤協調性、他者とのコミュニケーション能力に富むこと
⑥地域性を重視していること
医学部・歯学部は受験生の適正を重視する。そこで、自分は医学部・歯学部に相応しい適正を有することを上記6点の観点から述べていこう。①は「何のために、自分は(歯科)医師になるのか」という目的意識がはっきりしているということである。②は学問の性質上、当然、必要とされる能力だ。また、将来、患者を診療・治癒する人間として要求されるものである。③は入試を意識しすぎるばかり偏った科目に関心が集中しがちだが、そのような偏った知識ではなく幅広く教養を身につけているということである。そのためには読書は有効であり、豊かな人間性も育んでくれる。④と⑤は決して対立・矛盾しあうものではない。受験生がどれだけ自立しているかということにほかならない。真の自立的人間とは自己中心主義ではない、相手の立場に立つことができることをいう。ボランティア体験も高く評価されるだろう。⑥は地元で活躍してくれる臨床医の養成を多くの大学がその建学の使命としている。
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