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数学

数学 ― 岩手医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

記述
得意分野で勝負できる

出題内容
5題の選択問題から2題と共通問題1題を解答する。全て基本~標準レベルの問題である。
数と式からの出題が多かった数Aは、'03から数列に変わったが、他の分野の問題に比べるとやや難しい。数Cでは、行列といろいろな曲線がほぼ2年毎に変わっている。
選択の比率が高いので、得意分野を伸ばすことは大事であるが、共通問題の出題分野が毎年変わることと、選択問題間に難易の差があり、また、多少の融合もあるので、各分野とも勉強しておきたい。易しい問題をすばやく選ぶ力を身につけておきたい。できれば、論理的な解答が書けるようにチェックしてもらうとよい。
'05は数学Bでは確率、数学Cではいろいろな曲線が出題される可能性が高い。数学IIの出題分野は毎年変わっている。

数学 ― 自治医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

マーク
手際よく小問を数多くこなす

出題内容
70分で小問25問の解答を、10個の選択肢から選んでマークする。全て基礎、標準レベルの問題である。全分野から出題されるが、範囲外の、解と係数の関係、因数定理などを利用して解く問題や、基本的な幾何・2次曲線の知識、速度に関する問題も見ておきたい。短時間で多くの問題を解かなければならないので、慌てずに、簡単なものから解いていき、難しい問題、時間のかかるものは後回しにしたほうがよい。時間不足になりかねないので集中力、計算の正確さ、迅速性を普段から心がけておこう。高得点が予想されるので、出題範囲内に不得意なものが無いようにしておこう。時間を定めて基本的な問題を数多く解く練習も必要である。

数学 ― 獨協医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

標準
記・穴
全範囲を偏りなく勉強しておくこと

出題内容
例年大問が3題出題され、[1]が空所補充形式の独立小問4問、残りの大問2題が記述式である。[1]の小問群は大問として出題されてもおかしくないようなものもあり、全体としての分量はかなりある。特に、かなりの計算量になるような確率が、毎年出題される。時間配分をここで間違えると時間不足になりかねない。他に、数列、図形と式、微分・積分、三角関数からの出題頻度も高い。図形的な問題では、幾何的な力があると早く解けることもある。全範囲にわたって、教科書の章末問題レベルの出題なので、基本から標準的な受験問題集で典型的な問題は確実に得点できるようにしておこう。更に、記述スペースを考えると、簡潔な記述力が要求される。

数学 ― 埼玉医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

マーク
微分積分と確率を重視

出題内容
'04から完全なマーク式になった。空所補充形式の独立小問群がなくなり、すべて誘導式の大問4題になった。全部で1つのマークを1問として出題しているので問題数は、28問となっているが、実質的な問題数は増えていない。数Ⅱの微分・積分、個数の処理・確率が常連。他にベクトル、関数の最大・最小、グラフを利用して解く問題も例年出題されている。マーク式なので、計算ミスは致命的になる。誘導がついたやさしい問題なので、完答を目指したい。基本から標準レベルの受験問題集などを利用して、要領よく、正確に問題を解く練習をしておきたい。微分・積分と確率を中心に全範囲見ておくことが必要である。

数学 ― 杏林大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

標準
記述
数Ⅲと確率を徹底的に

出題内容
記述式の大問4題である。[1]は確率、[4]は積分、[2]または[3]に、グラフを利用する問題が出題されることが多い。'01から続いた定義を述べさせたり、定理、公式を証明させたりする問題が無くなったのが大きな変化である。'03は全般にやや難しめの問題であったが、'04は考えさせる問題や融合問題がなくなり、かなり易しくなった。'00以前の、確率と数Ⅲ中心の出題となった。問題集にあるような典型的な問題が多くなったので、高得点が予想される。極限や無限級数、速度、弧の長さ、区分求積法、確率(または、個数の処理)にも注意しながら、確率と数Ⅲ中心の勉強をしておこう。

数学 ― 慶應義塾大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

記・穴
思考力、計算力を問う融合問題が多い

出題内容
大問4題で、[4]の(2)(3)以外は穴埋め。 [1]の独立小問2問、[3]はぜひ完答したい。[2]はかなりの難問である。微分、積分、確率中心であり、これに数列、極限、いろいろな曲線を絡ませた融合問題が多い。90分ではとても終わらない分量と難易度であるから、時間配分に気をつけながら、誘導に乗っていこう。標準的な問題は、確実にすばやく解けるようにし、できるだけ難問に時間を割きたい。内容を深く掘り下げて考える思考力、複雑な計算にも粘り強く対処する力が要求される。日頃から難しい練習問題をいろいろな角度から考え、数学的センスを磨いておきたい。また、微分・積分の計算テクニックも十分に身につけておくことである。

数学 ― 順天堂大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

標準
記・マ
基本問題を中心に全範囲隈なく

出題内容
[1]は教科書の例題レベルの小問群が6問、[2]は誘導形式のマーク、[3]のみが記述式('03、'04は公式の証明)である。ここ数年かなり易しくなってきている。[2]は誘導に従って解いていけばよく、問題文にあるヒントも素直に使いたいところ。数Ⅲ、Cの出題が減る傾向にあり、問題数を増やし、全範囲からの出題を心がけているようである。問題は易しいが、70分という時間を考えるとやはり正確な計算力がものを言うようだ。全体的に問題集などにあるような典型的な問題が多いので、それらを手早く確実に解く練習を積んでおきたい。さらに、定義や公式などを正確に理解しておくことが大切である。

数学 ― 昭和大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

標準
記述
典型的な問題に手馴れ、全範囲を隈なく
大問4題で、[1]は結果のみ記す5問の独立小問群。[2]~[4]は誘導式の大問。'03までの傾向とは変わり、数学Ⅲの比重が大幅に減って(小問の区分求積法と回転体の体積[4]の(2)のみ)、昭和大医学部の特色であった空間の問題が消え(Ⅱ期では出題された)、確率が増えた。また、問題全体として、かなり易しくなった。この変化が'04のみのものか、今後も続くのかまだわからないので、空間の問題や数Ⅲも引き続き要注意である。できるだけ全分野から出題しようとしているためか、全体の問題数がかなり多く、時間的にきついことが多い。典型的な問題は即座に答えられるようにしておきたい。

数学 ― 帝京大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

穴埋め
基本問題を速く、正確に解く力をつける

出題内容
3、4問の独立小問群からなる必須問題と、5題中3題解答する選択問題。比較的易しいが、問題数が多いので、速く正確に計算できるように。指数・対数関数、確率、微分・積分は、必須問題に頻出。'04は、三角比・三角関数、ベクトルからの出題がなく、複素数の分野から因数定理の問題、複素数平面の問題の2題が出題されるなど偏った出題となった。しかし、必須問題の出題分野は一定しておらず、選択問題の難易差が大きいので、全範囲にわたって苦手分野をなくし、問題の難易を見抜く力を養っておこう。また、選択問題は、時間を考慮し、行き詰まったら他の問題に移ったほうがよいこともある。基本問題を中心に基礎力をつけることが大事である。

数学 ― 東京医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

マーク
数Ⅲとベクトル必出。計算ミスは致命的

出題内容
大問4題で、[1][2]は独立小問2問ずつからなる。[3][4]のうち1題は、数Ⅲの微分・積分から、もう1題は別分野から出題という形式が続いていたが、'04では大問2題とも数Ⅱの微分・積分で、数Ⅲからは無限級数が小問に出題されただけである。ベクトル、数列、数Ⅱ・Ⅲの微分・積分(特に接線に関するもの)は頻出である。数列、ベクトル、極限は小問として出題されることが多い。'02からは複雑な計算問題もなくなり、'04ではさらに易しく、ほとんど数Ⅱの微分・積分と三角関数の問題と言っても言い過ぎではないような偏った出題になった。60分と解答時間は短いが完答したい。マークシートなので、確実ですばやい計算力が必要である。

数学 ― 東京慈恵会医科大学

      2002 2003前 2004前
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

標準
記・穴
微分・積分が必出

出題内容
例年大問3題で、[1]は独立小問の空所補充、[2][3]は記述形式である。'04では[1]の小問が4問から3問に減り、 [2]の前半は空所補充、後半は記述形式であった。数Bの確率、定積分の計算、行列の計算('04は出題されなかったが)は頻出である。大問の一つが図形的な問題やグラフを用いて考える問題、もう1題が数Ⅲの積分のことが多かったが、'04では高次方程式の解の問題を複素数、数Ⅱの微分と絡めた証明問題であった。この証明問題は特徴であり、時間的な余裕はあまりないので、正確で迅速な計算力と、記入スペースを考慮した、見やすい記述力が要求される。

数学 ― 東京女子医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

記述
全範囲を隈なく勉強しておこう

出題内容
'02、'03と大問5題であったのが、再び全て記述の4題に戻り、常連の数論、複素数が復活。難易度がやや上がったが、[4]の定積分は定着。[1][3][4]は完答し、[2]の出来次第であろう(例年1題以外は標準より易しく、1題にてこずることが多い)。数Ⅲの微分・積分は、計算問題を中心に典型的な問題をすばやく解けるようにしておきたい。また、数論に関する問題集を1冊仕上げておくことが望ましい。まだ、出題傾向の変動が続いているので、出題範囲内を隈なく勉強しておく必要があろう。60分という時間を考えると、基本から標準レベルの受験問題集に載っているような典型的な問題はただちに解法が浮かぶようにしておきたい。

数学 ― 東邦大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

標準
記・穴
全ての分野をもれなく

出題内容
[1]、[2]はそれぞれ10問、2問の空所補充式の独立小問、[3]が記述式の大問である。[1]の小問群は計算問題が中心であり、全ての分野を網羅するように出題されている。ここをすばやく解いて、[2][3]にどれだけ時間を割けるかである。大問は易しくなってきているが、誘導がまったくなかったり、やや難しめの問題が出題されることもある。また、微分・積分、図形的な問題が出題されることが多い。全体的に基本から標準レベルの問題がほとんどであるが、問題数が多く時間不足になりかねない。典型的な問題は手早く正確に解けるように練習しておきたい。答えのみを書くものが多いので、計算ミスは致命的になる。

数学 ― 日本大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

記述
じっくりと考える癖をつけよう

出題内容
大問が4題出題され、全問記述式である('04では[4]の前半が穴埋めであった)。また、'04は[1]が独立小問4問になり、[4]以外は誘導が無くなった。連続して同じ分野の出題ということはほとんどないので、全分野隈なく勉強しておきたい。[1]~[3]はやや易しめから標準的な問題で、ミスは許されない。75分の制限時間の中で、[1]~[3]までをできるだけ早く正確に解き、[4]を考える時間を十分に取れるようにしたいものである。[4]に思考力、論理力を問う出題がされ、これは対策を立てにくいが、証明問題や論証問題に慣れておくことと、少なくとも過去5~6年の過去問にじっくり取り組んでみる必要がある。ここの出来が合否の分かれ目であろう。

数学 ― 日本医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

記述
数Ⅲ中心に計算力をつけよう

出題内容
例年大問3題で、結果のみを記す形式であったのが、'03に記述式6題に変わり、'04に一部結果のみ記し、一部記述式の4題になった。 [1][2]をすばやく完答することが必要条件である。[3][4]の前半は確実に得点しておきたい。後半の出来が合否に関わってくる。[4]は誘導に従って計算していけば、多少時間はかかるものの見慣れない問題という訳ではない。[3]は極限計算の前(題意の図形がどのようなものか)で戸惑った受験生も多かったのではないだろうか。単なる公式の暗記と利用だけでなく、公式や解法の背景をきちんと理解していないと解けない問題が増えてきているようである。90分という時間の中ではかなり厳しいであろう。

数学 ― 北里大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

標準
記・穴
典型的な標準問題で練習を

出題内容
大問3題で、[1]は穴埋め形式の独立小問4問で、全範囲から出題される。特に確率は必出で、ベクトルと複素数の出題も多い。やや大問に近いボリュームのあるものである。図形的な問題やグラフを利用して考える問題も頻出である。[2]、[3]は誘導形式の記述式の出題である。行列は'02から3年連続で大問として出題され、数列との融合問題のことが多い。もう1題の大問は微分である。'02では数Ⅱの微分と三角関数との融合問題であったが、それ以外では数Ⅲの微分の問題である。標準的な問題集などで行列と数列、微分と図形と方程式の融合問題などの典型的な問題を練習しておくことが重要である。普段から記述式の解答に慣れておきたい。

数学 ― 聖マリアンナ医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

記・穴
行列と微分・積分は必出

出題内容
例年大問が4題出題され、最後の問題のみ記述式である。'04では[2]が独立小問4問になり、誘導形式の融合問題がほとんどなくなった。数Ⅲの微積、極限、行列、ベクトルは必出。問題のレベルは易しいが、ほとんど穴埋めなので、ミスは許されない。また、同じような傾向の問題が多いので、数年分の過去問題を見ておくとよい。また、変化率、1次近似式など受験生が見逃しがちな問題にも注意が必要である。試験範囲(数Ⅲ・Cとベクトル)からの出題となっているものの、「数列」と「図形と式」の知識は必要となるので、この分野は範囲内と考えて勉強しておくとよい。

数学 ― 東海大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

穴埋め
全分野を偏りなく仕上げること

出題内容
例年大問が3題(すべて空欄補充式)出題される。[1]は2~4問の独立小問(ボリュームは大問と同じものもある)である。大問は誘導形式であるが、'04は大問がかなり易しくなったためか、誘導が減った。また、数Ⅲは求積問題が出題されず、微分、積分ともに計算のみとなり、常連の確率、複素数が出題されなかった。しかし、 [1]は数Ⅱ・数B、[2]は数Ⅰ、[3]は数Ⅲであることが多い。典型的な問題がほとんどなので、問題集などを利用して、数Ⅲを中心に全分野偏りなく勉強しておく必要がある。空所補充式なので計算ミスは致命的になる。正確で迅速な計算力をつけておこう。

数学 ― 金沢医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

標準
穴埋め
問題文の中にヒントあり

出題内容
問題数が大問3題から4題に増えた。[1]は独立した2問の小問からなり、[3]は空間図形と数列の融合問題。[4]はベクトルの問題で、直線の回転が出題されている。三角関数や複素数などを使って考えることもできるが、問題文を少し先まで読めば、回転後の方程式まで与えられており、後半は易しい三角比の問題である。このように誘導形式の問題文を少し先まで読みながら解くと、ヒントがあったり、結果が出ていたりする。これを利用すると、比較的短時間で解ける。毎年、易しくなる傾向にあるが、'04はさらに問題文も短くなり、計算量も減り、易しくなった。とはいえ、粘り強く考えることを要求するような問題は今後も出題される可能性もある。

数学 ― 愛知医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

標準
記述
微積分、数列、三角関数を中心に全分野

出題内容
大問4題で、[1]は独立小問2問、[2]~[4]は大問である。全問記述式である。微分・積分は求積問題がなくなり、'03の微分の定義に関する問題、'04の3次関数の方程式への利用([2]の指数関数との融合問題)と扱いが軽くなってきている。[4]は計算が大変だったり、与えられた条件から結論を出すのにかなりの洞察力を必要とする問題が出る。'03まではそれが数列からの出題だったが、'04では三角関数、ベクトル、数と式、複素数いずれを使っても解ける問題となった。全範囲から出題されているので、全範囲偏りなく勉強しておくことが必要である。なお、普段から記述式の答案を作る練習もしておこう。

数学 ― 藤田保健衛生大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

穴埋め
全分野の基本問題を点検しておくこと

出題内容
[1]が独立小問から大問になり、大問5題から6題になった。全て空所補充式である。易しい問題が、数Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの各分野から幅広く出題される。問題が易しいので、かなりの高得点での競争になる。解答は最終結果のみとなるので、ミスは致命的である。三角比・三角関数、図形と方程式、確率、数Ⅲの微分・積分といった頻出分野を中心に、基本問題を繰り返し正確に解く練習が必要である。運動(速度、加速度、道のり)問題も1、2年おきに出題されるので、注意しておきたい。また、穴埋めなので、問題によっては、グラフをうまく利用して解答を導くような手際のよさも必要である。

数学 ― 大阪医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

やや難
記述
微積、確率を中心に計算力をつけよう

出題内容
記述式の大問が5題出題される。数学Ⅲの微分、積分、数列、確率、証明問題は毎年出題されている。グラフを利用した問題や図形(特に、空間図形)が多く含まれているので、図形的感覚を養いたい。'04の[3]は三角比の知識のみでも答えられる。問題集などで十分練習しておこう。解答に時間のかかるものが多いので時間配分を十分考えて早く解けるものから順に解いていこう。'04は例年より易しく、数学Ⅲの微分・積分の問題が含まれなかった。全て誘導がついているが、全体としては、計算力と数学的センスが問われる問題が多く、標準以上の力が要求される。

数学 ― 関西医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

標準
記・穴
数Ⅲ中心に全範囲を

出題内容
[1]が7問の空所補充式小問群、[2]~[4]の3題が記述式の大問である。大問のうち、1題は行列、もう1題は数Ⅲの微分・積分の求積問題で、残りの大問、小問で全範囲からの出題を心がけているようである。三角比、複素数、指数・対数関数、数列、絶対値の問題は小問群の常連である。全般的に問題集などで見かける典型的な問題が多い。小問群はぜひ得点しておきたい問題であるが、90分という時間と問題量から考えると、正確ですばやい計算力が要求される。簡単な問題から手をつけていこう。グラフまたは、図形的な問題もよく出ている。特にグラフの図示は頻出である。

数学 ― 近畿大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

標準
記・穴
全ての範囲の典型的な問題を攻略

出題内容
例年、空所補充式の大問1題と、記述式の大問2題、計3題である。数列の出題頻度は高いが、微分・積分の範囲以外からの2年連続の出題は少ない。従って、全範囲の問題に注意しておく必要がある。記述式の問題のうち1題は微分・積分、もう1題は図形の絡むものになることが多い。大問はすべて誘導形式であり、基本~標準レベルの受験問題集にあるような典型的な問題である。ただ、記述量、計算量の割に60分という解答時間は短いので要領よく解答する練習が必要である。典型的な問題については直ちに答案を書き始めることができるようにしておきたい。

数学 ― 兵庫医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

記・穴
ベクトル、微積分、確率を中心に

出題内容
'03の出題形式から、従来の空所補充形式の独立小問5問からなる[1]、記述式の大問3題の計4題の形式に戻り、[1]が易しくなった。ベクトル、微分・積分、図形と式は、大問として出題されることが多い。これらと[1]で、全範囲からの出題を目指しているようである。大問は、すべて細かい誘導形式になっていて、段階的に答えていけばよい。ただし、始めのほうで間違えると取り返しのつかないことになるので、計算ミスは怖い。標準的な問題であるが、全体としてボリュームはかなりある。90分という時間を考えると、受験用問題集などで、典型的な問題はすぐに解けるようにしておくことが望ましい。頻出問題のベクトル、微分・積分、確率を中心に範囲内の全てをマスターしておきたい。

数学 ― 川崎医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

標準
マーク
マークに要注意、数Ⅲに重点を

出題内容
大問3題。'01から、[1]は確率または数列、[2]は図形と方程式、[3]は数Ⅲの微分・積分という出題が続いている。ここ数年図形的な問題が多くなっているが、求積問題は図をうまく使って考えると計算量が少なくてすむなど、柔軟な思考力を求めているようだ。数Ⅲは微分・積分・極限の融合問題が必出。'03は計算量も減り易しくなったが、'04で元に戻った。どの大問も誘導が多く、ヒントになる一方、かなりの計算量が要求されることもあるので、正確で迅速な計算力をつけておきたい。数学Ⅲの微積以外は3年以上続いて出題されていないので、三角、指数・対数関数などの問題も過去問題を見ておきたい。また、マークの仕方に独特のものがあるので過去問で慣れておく必要がある

数学 ― 久留米大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

穴埋め
全ての範囲を隈なく

出題内容
8問の独立小問からなる[1]と大問1題の合計2題。大問が1題減って、少し時間的に楽になった。数Ⅲの定積分の計算問題、確率、求積問題は必出で、方程式の解、円、絶対値などは融合問題として出題されることが多い。過去5年の大問は、確率または微分、積分で、確率は数Ⅰの範囲であることが多く、期待値が必ず出題されている。出題範囲内で平均的に出題されているが、類似問題が多いので、過去数年間の問題を中心に、標準的な問題に多くあたっておくことが必要である。90分で多くの問題を正確に、早く解く練習もしておきたい。穴埋め形式なので、計算ミスは致命的である。くれぐれも注意しよう。

数学 ― 産業医科大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

標準
記述
行列、数Ⅲ、確率は必出

出題内容
記述式の大問4題である。'03は標準よりやや難に近かったが、再び易しくなった。[1]は行列の問題が続いている。'02、'03と2年連続で2行2列以外の行列が出題され、'04も行列の問題であった。行列の問題は単なる計算問題ではなく、思考力が試される問題が出題されることが多いので、いろいろなタイプの問題にあたっておきたい。個数の処理、確率はほとんど毎年出題され、2次曲線や媒介変数標示の曲線の面積、体積と極限の融合問題、確率と極限の融合問題、図形と方程式もよく出題されるが、行列以外の問題は基本的なものがほとんどである。数Ⅲ、C、個数の処理、確率を中心に問題集などで練習しておこう。

数学 ― 福岡大学

      2002 2003 2004
解析系 I 二次関数
A 数と式
数列
II 指数・対数
三角関数
微分・積分
III 極限
微分
積分
図形系 I 三角比
II 図形と方程式
B ベクトル
複素数
C いろいろな曲線
その他 I 個数の処理
確率
B 確率
C 行列

記・穴
全分野の基本問題を点検しておくこと

出題内容
[1]の穴埋め形式の独立小問群が3問から4問に増え、[2]が小問群から大問に変わり、全体で4題の大問になった。大問は [2][3]は穴埋め、[4]は記述式である。数Ⅲからの出題は比較的軽い。小問群は、三角比・三角関数、確率が必出で、出題がなかった指数・対数関数から2問出題されたのが新しい。比較的全分野から出題されているが、図形と方程式、2次関数の出題がやや多い。基本から標準レベルの問題を中心に勉強しておく必要がある。また、穴埋めの比重が多く、解答時間が90分ということを考慮すると、典型的な問題はすばやく、正確に解けるようにしておきたい。




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