年度別入試動向、『センター試験利用入試(医学部)』について

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年度別入試動向

2015年度 センター試験利用入試・医学部

 2014年度の私立医学部セ試利用では、福岡大学が新たに募集定員10名で導入した。志願者は813名、受験者は809名と実施初年度ということもあり、それほど多くはなかったが、正規合格者は17名、繰り上げ合格者は58名であった。繰り上げ合格者の多さが目につくが、これは合格したものの入学辞退する受験生が多かったものと思われる。実質倍率は10.8倍であり、セ試利用の倍率としては若干、低めというところに落ち着いた。
 また、大阪医科大学はこれまで実施していたセ試利用に加えて、3月に2次試験を実施するセ試利用後期を設けたが、初年度の志願者は87名、受験者は86名であった。セ試利用前期の志願者511名、受験者508名に比べると少なく、それもあってか、2015年度からはセ試利用後期の募集定員を5名から3名に減らすのは、その辺りのこともあってかと思われる。

 例年、私立医学部のセ試利用のボーダーラインは、センター試験の平均点にも左右されるが90%前後と考えられる。セ試利用で合格するだけの学力があれば、一般入試でも十分に勝負できる。そのことを念頭に置いた上で出願を考える必要がある。
 出願期間は近畿大学のセ試利用中期・後期を除いて、いずれもセンター試験前に出願が締め切られる。センター試験の結果が出てから出願することはできない。出願を考えている受験生はセンターの得点率に関わらず、受験するかどうかをあらかじめ決めておく必要がある。
 現在は私立医学部29大学のうち、地域枠も含めると16大学がセ試利用を実施しているが、私立医学部のセ試利用は大きく3つのパターンに分けられる。

①英語・数学・理科2科目型(一般入試の試験科目と同様)
②英語・数学・理科2科目プラス国語(現代文)型
③国語・地歴公民を含めた5教科7科目型

 このうち、①の英語・数学・理科2科目型は一般入試の勉強の延長線上で受けることができる。②も国語(現代文)で安定した得点が見込めれば、受験生にそれほどの負担はない。最も負担が重いのは③の5教科7科目型であり、①②に比べて国公立医学部の併願者が受験してくる割合が高いと考えられる。2次試験は小論文・面接もしくは面接のみの大学がほとんどであり、実質的な学力はセンター試験で測られる。ただし、順天堂大学は試験区分によって異なるが、英語や数学、理科などの学科試験が課される。また、帝京大学は2次試験で英語(長文読解)を行う。英語の配点は300点であり、センター試験の配点300点と同じである。1次と2次を合わせた合格最低点は年によって違うが7割後半~8割ほどであり、1次のセンター試験のボーダーラインを約90%と考えると、最低でも2次で6割~7割以上は必要ということになる。

 2015年度は新規にセ試利用を実施する医学部はないが、兵庫医科大学がセ試利用後期を約3名で新たに設ける。これまで、②英語・数学・理科2科目プラス国語(現代文)型のセ試利用を行ってきた兵庫医科大学だが、今回、導入される後期試験は、③の5教科7科目型である。出願はセンター試験後の2月2日(月)から開始されるため、センター試験の結果が判明してから出願できる。2次試験の面接は国公立後期の試験後、3月16日(月)に行われる。国公立医学部の併願者の取り込みを強く意識していると思われる。

 また、2015年度は東京医科大学のセ試利用が募集定員を20名から15名に減らす。2014年度から前期と後期に分かれた大阪医科大学のセ試利用では、後期の募集定員を5名から3名に減らす。私立医学部のセ試利用のボーダーラインは、先ほども述べたように90%前後と非常に高いので、定員が減ったことで急激にボーダーラインが上がるということは考えにくい。例年通りの難易度だと考えていいだろう。

 地域枠でセ試利用を単独に実施している私立医学部は順天堂大学、昭和大学、東海大学、愛知医科大学の4大学あるが、昭和大学は現役生のみ、愛知医科大学は1浪までしか受験できない。また、順天堂大学の東京都地域枠と昭和大学は出身地に制限がある。すべての大学で卒業後は義務年限が設けられ、勤務地や就労状況に制限がある。順天堂大学の東京都地域枠および新潟県地域枠は専願制で合格したら辞退することはできないが、他の3大学は併願可能であり、合格しても入学を辞退することができる。また、獨協医科大学は一般入試・セ試利用の受験者の中から栃木県地域枠を募集しており、こちらは専願制である。

 旧課程履修者への移行措置が取られる2015年度のセンター試験だが、私立医学部は理科の選択科目を「物理」「化学」「生物」から2科目としている。基礎科目を選択科目に含める大学は今のところない。出願の際は注意が必要である。

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