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自治医科大学

数学 ― 自治医科大学

      2011 2010 2009
解析系 二次関数  
Ⅰ・Ⅱ 数と式
指数・対数
三角関数
微分・積分
数列      
いろいろな関数と極限      
微分      
積分      
図形系 三角比
図形と方程式  
ベクトル      
いろいろな曲線      
その他 個数の処理  
確率
確率      
行列    

標準
マーク
過去問を通して時間配分や問題の取捨選択などに慣れておこう

【傾 向】 時間は80分で、普通の入試なら小問クラスの問題が25題。試験範囲である数学Ⅰ・A・Ⅱから教科書の例題・章末問題や教科書傍用問題集、基礎レベルの問題集によく載っているような基本・典型問題が一問一答形式で大量に出される。'11は基本的な知識があれば手早く解ける問題ばかりであったが、解きにくい問題や時間がかかってしまいそうな問題が数問混ざっていることも多く、特に三角関数や図形のからんだ問題では面倒なものや図を書いてじっくり考えないと解けないと思われる問題が入っていることもあるので注意が必要。制限時間内にこの大量の問題を全問解ききるのは難しく、時間との闘いとなるだろう。
【対 策】 他の医学部の入試とは違い、教科書レベルや基礎レベルの典型問題が一問一答のマーク形式で大量に出されているので、まずは基本レベルの問題を速く正確に解く練習をしておこう。問題の中には、記述問題としてしっかり答案を作って解くと時間がかかるが、マークなのでちょっとした工夫やテクニックで簡単に答えが計算できてしまう問題もある。センター試験対策の本などで、マーク形式の基本レベルの問題を速く解くためのテクニックを身につけておくとよいだろう。大量の基本問題の中に時間のかかってしまう問題が混ざっていることもあるので、そのような問題は後回しにすべき。過去問を通して時間配分や問題の取捨選択に慣れておくべきである。

英語 ― 自治医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明
内容合致
発音・アクセント
同・反意語句      
派生語      
空所補充
語定義
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成      
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序      
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文      

標準
マーク
読解力重視。集中力とスピードが要

【傾 向】 '07以降5年連続で読解の大問が3題出題されている。'11は[1]北米インディアンと酒に関する考察。小問8問はほとんどが下線部の意味内容を問うもので、3~4行にわたる文を1行の短文にまとめたものから選ばせる問題が4問ある。要点が掴めるかを問うている。[2]アメリカの黒人の地位に関する時事的読解。小問8問のうち、前半5問は語定義問題。後半3問は本文の内容を問うもの。[3]幸福とアメリカ人に関する考察。小問9問のうち5問が、文章を完成させるもの。他は、空所補充、表題選択と発音アクセント融合問題である。読解3題のうち1題は医療関連で、2題は人文系というのが近年の傾向であるが、'11は北米関連の読解のみであった。単独の文法問題はないが、要点を掴むときに文法力は必須である。必ず1問発音アクセント融合問題が出されている。
【対 策】 文法問題の出題はなく、読解のみの出題なので、日ごろから英文を読む習慣をつけておかないと太刀打ちできないだろう。内容は医療関連よりも、多岐にわたった人文系の出題が多い。したがって医学部系の過去問だけでなく、難関大の文系学部の過去問など幅広く当たっておくべきだろう。その際、代名詞の指す語句(内容)を常に確認しておくとよい。語彙は標準レベル。文章構造もさほど難易度は高くない。全てマーク式なので、記述力も必要ない。しかし60分の中で3題の長文に取り組む集中力は、日頃の努力からしか生まれない。集中の連続から読解スピードが速まる。合否の差は英語力に加え、正確に英文を読解して、内容が把握できるかという国語力の差になるともいえる。

化学 ― 自治医科大学

    2011 2010 2009
理論 原子の構造・化学結合
化学量と化学式
物質の三態・気体の法則    
溶解度・濃度    
コロイド・希薄溶液      
化学反応と反応熱  
酸と塩基の反応
酸化・還元
電池・電気分解
反応の速さと化学平衡      
無機 周期表と非金属元素
金属元素
有機 脂肪族
芳香族
     
アミノ酸とタンパク質      
合成高分子  

やや難
マーク
問題の難易度は高くない・・・問題数はやや多く時間がかかる

【傾 向】 例年、小問25問から問題が構成され、出題内容は化学全般の多岐にわたった内容であり、ほとんど全ての範囲から出題される。(高分子化合物からの出題は少ない感じがする)問題ひとつひとつは基本~標準問題のみであるためそれほど難しくないが問題数が全体的にやや多い。また、計算問題が複数問出題される傾向にある(例年5問~7問程度)。'11では有機化学が6問と無機化学が5問。それ以外が理論化学からの出題で計算問題は化学量の計算、反応熱の計算などが出題されている。問題数が多いため本番ではかなり問題を解くスピードが要求される。すばやく方程式を立て、要領よく計算をするこつを学習のなかで捕まえておきたい。
【対 策】 例年同様の出題傾向が続いている。今後も小問25問の出題が続くと思われる。基本から標準問題がほとんどであるため、教科書レベルから入試の標準問題までをしっかりと学習し終えている必要がある。また、やや計算量が多いところも気になる。正しい計算式を時間をかけずに立てることができミスのないように要領よく計算をする力が必要であるだろう。また、問題量がやや多く時間の制限もあるので見直しはほぼ不可能になる。高い計算能力が必要。長い問題文を読み取り内容を理解して解答を作る・・・というような練習は必要ない。標準レベルの問題集などを利用して標準問題は確実に解答できるように練習しておくと同時に、スピードトレーニングをしておきたい。

生物 ― 自治医科大学

    2011 2010 2009
細胞 細胞の構造と組織
細胞膜の性質と浸透圧  
染色体と体細胞分裂    
生殖と発生 減数分裂・受精と世代交代
発生と器官形成  
分化・形態形成とバイオテクノロジー
遺伝・変異 遺伝とハーディ・ワインベルグの法則
核酸とタンパク質合成
オペロン説と変異      
代謝 酵素とATP  
同化・異化  
反応と調節 恒常性の維持と腎臓・肝臓
免疫・血液型      
神経系・筋肉  
ホルモンと調節  
生態系 動物・植物の行動と分布と相互作用      
食物連鎖・エネルギーと物質循環      
自然環境・物質生産      
進化と系統分類      

やや易
マーク
高得点の争いになるので注意

【傾 向】 小問25問の構成となっている。生態系と進化の項目を除く、ほぼ全範囲からの出題となっている。各問題は、正誤問題が多く、答を単独で答えるものや組合せで答えるものなど様々な解答方法が用意されている。実験問題や計算問題も答の選択なので、問題によっては消去法で答を見出せたり、細かい数値まで計算する必要が無かったりもする。語句に関しては、意味や使い方の正確さを問う内容が多く、実験問題は考察を選択させるものが多い。また、細胞の大きさの比較や、現象の順番、実験の手順に関する問題なども出されやすい。'11は用語を組み合わせて答える問題も見られた。簡単そうに見えても解くことは難しいものもある。注意しよう。
【対 策】 特別に難しい内容が出されることはない。よって、高得点を取らなければ合格はできない。最低でも25問中22問は取らなければ合格はできないレベルだと思う。問題は基礎・基本的な内容がほとんどであるが、正誤問題なので、選択肢の内容が分かりにくい。何気なく読んでしまうとすべてが正解、または間違っているように感じられる。選択肢を読む前に、自分の答えを完成させておく必要がある。逆に消去法によって残す方法も必要である。そのためにも、生物の正確な知識を全範囲において覚えよう。また、同じ言葉が他の分野で使われていないかなど、関連させて覚える練習も必要である。センター試験の過去問などで、問題に慣れておく必要がある。

物理 ― 自治医科大学

    2011 2010 2009
力学 等加速度運動・運動方程式・慣性力
力のモーメント・重心
運動量と力積・仕事とエネルギー
円運動・遠心力      
単振動      
万有引力とケプラーの法則      
電磁気学 電場と電位    
コンデンサー      
直流回路
磁場・電磁誘導
交流回路・電気振動・電磁波    
波動 波の性質
音波
光波
熱力学 熱量と温度  
気体分子運動論      
気体の状態変化  
原子 粒子性と波動性      
原子の構造      
放射線・核反応      

やや易
マーク
物理Ⅰ全体から出題されるので教科書を隅々まで読むこと!!

【傾 向】 例年通り小問25問で構成され、物理Ⅰから力学、波動、電磁気、熱力学の順に多く出題されている。物理Ⅰに沿った基本的な問題が多く、電磁気では変圧器、電球、誘導電流の向きなども出題されている。波動では、気柱の共鳴、パルス波の合成、音の干渉、ロイドの鏡、熱力学では、熱平衡、水の加熱、力学では動滑車、発熱による動摩擦係数の測定、浮力、力のモーメントのつりあいなどが出題されている。基本的な問題が中心とはいえ、40分で25問を解くので、時間にあまり余裕はないだろう。特に後半の力学に時間がかかるので、前半をゆっくり解いてはいられない。また、高得点での争いになるので、ケアレスミスなどでの失点に十分な注意が必要である。
【対 策】 基本問題を中心に解いておくこと。その際に教科書の内容を正しく、身につけておくことが大切である。本学の特徴は、難度の高い問題が出題されず、生活の中のちょっとした物理現象に目を向けた内容が知識問題として出題されることがある点である。最近の教科書はそのことに関する記述があるので、一度教科書に丁寧に目を通しておくと良い。また、小問25問は手早く解いていかなくてはならないので、日頃からケアレスミスをせずにスピードを持って解くように心掛けておくことが大切である。物理Ⅰに沿った内容が出題されるので、教科書などで出題範囲の内容をしっかり確認しておくことが重要である。



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