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帝京大学

数学 ― 帝京大学

      2011 2010 2009
解析系 二次関数    
Ⅰ・Ⅱ 数と式  
指数・対数    
三角関数
微分・積分
数列
いろいろな関数と極限      
微分      
積分      
図形系 三角比  
図形と方程式    
ベクトル
いろいろな曲線      
その他 個数の処理      
確率
確率      
行列      

標準
穴埋め
'11は易化。数学で受けるかは過去問を解いてみて決めよう

【傾 向】 3科目合わせて180分。穴埋め方式。[1]は必須問題で小問3~4問。選択問題は大問5題でこの中から3題選択。必須である[1]は数学Aの「場合の数・確率」と数学Ⅱの「微分・積分」が必出で、それなりに時間がかかる問題も入ってくることが多い。選択問題は様々な単元から幅広く出されているが、いくつかの単元の絡んだ問題が出されることもある。また、選択問題は比較的解きやすい問題もあるが時間かかってしまう問題も混ざっていることが多く、問題に対する選球眼が要求される。180分で3科目なので数学は60分程度で解くことになるが、60分で解くには時間が足りないと思われる年が多い。'11は例年より易しかった。
【対 策】 この大学の出題範囲は数学ⅠAⅡBで他大学に比べて狭く、'11は比較的解きやすい問題が多かったが、上手く解かないと時間がかかってしまう問題やそれなりに考えなくてはいけない問題も出される年が多いので、この大学を数学で受験するなら基本・典型問題の解き方は一通り網羅した上で、やや発展的・総合的な問題までやっておこう。また、過去問は願書を提出する前にやっておいた方がよい。それは「この大学の問題に慣れておく」「時間配分ができるようにしておく」というだけでなく、受験科目に数学を入れるかどうかを決めるためである。他の教科と合わせて何年分か過去問を解き、自分はどの教科で受験すべきかを慎重に考えよう。

英語 ― 帝京大学

    2011 2010 2009
読解 和訳    
内容説明  
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句
派生語      
空所補充  
語定義    
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)  
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文    

標準
記・マ
やや難化。以前より時間がかかるので、他教科との兼ね合いも大事

【傾 向】 '98から続いている必須読解問題1題と、5問題中3題選択の形式だが、'10は選択問題に読解形式が2問入るという変化があった。'11も整序問題と誤箇所指摘問題以外は読解形式となり、このため、どの問題を選択しても、かなり時間を取られるように変化した。読解の英文そのものは例年かなり高度だが、設問は標準的なので、そのギャップに気づく「視点」が必要だ。読解の形式・内容も、選択問題の形式も、例年3日とも異なることが多い。選択問題では、整序問題が必出で、最も満点を取りやすい選択肢だが、難化の傾向にある。計算をすればわかるように1問ずつの配点が高いので、たった1問のミスが命取りになりかねないことを肝に銘じておきたい。
【対 策】 文法・語法、単熟語の基礎固めがまず第一。標準からかなり難度の高いレベルまで様々な英文を日々精読し、できるだけ多くの設問形式に慣れておく学習が結局は近道。同大他学部の問題に類似の過去問が多数あるので目を通しておくのもよい。文法では整序問題が必出の他、文法空所補充や正誤問題が易しめのことが多いが、手の出ない選択問題が混じっている年もあった。逆に時間をかけずに選択問題を通過できる場合もあったが、'11ではどれも同程度の時間がかかるよう変化している。時間配分も他教科との兼ね合いで検討が必要だ。3日間受験する者も、1日勝負の者も、当日は選択問題すべてに目を通し、自信のある3題を選び、限りなく満点に近い答案を提出する余裕が欲しい。合格ボーダーの得点はかなり高いところにあると思っていい。

化学 ― 帝京大学

    2011 2010 2009
理論 原子の構造・化学結合
化学量と化学式
物質の三態・気体の法則      
溶解度・濃度  
コロイド・希薄溶液  
化学反応と反応熱    
酸と塩基の反応  
酸化・還元
電池・電気分解    
反応の速さと化学平衡    
無機 周期表と非金属元素  
金属元素  
有機 脂肪族
芳香族  
   
アミノ酸とタンパク質
合成高分子    

標準
記・穴
基礎力の充実と標準問題の定着

【傾 向】 大問5題中1題が必須、4題中3題を選択し解答する方式。試験日程による難易度の差はほとんどなく標準的な問題が中心。だが'09以降では問題量や知識量ともやや難化の傾向が感じ取れる。'10の[1]の必須問題ではプロタミンやグルテリンの構成アミノ酸に関する設問や、'11の[2]では血管拡張作用をもつ窒素化合物などやや深い知識が必要な問題もある。しかし、多くは基本的な問題内容から標準的な問題内容で構成されている。標準レベルの入試問題を確実に身につけている受験生は合格点にたどり着けることができる問題内容。たったひとつのケアレスミスが命取りになりかねないので、ミスを極力減らし確実に得点を積み上げることを心がけたい。
【対 策】 とにかく多くの問題が入試の定番問題であり、本格的に受験勉強をしている受験生にすれば必ず1度以上目にしたことがある問題が大部分である。できない問題やひとつの問題に時間がかかってしまうことは厳禁!基礎事項を一度しっかりと確認することができたら、入試用の標準的な問題集を中心に繰り返し問題演習を行っておきたい。計算量はそれほど多くないので計算に時間を費やしてしまうこともあまり考えられない。また穴埋め問題でやや細かい知識も問われることもあるので、空所補充の問題になりやすいような用語の確認も怠りなくしたい。一度やった問題は確実に自分の力にすることが目標。

生物 ― 帝京大学

    2011 2010 2009
細胞 細胞の構造と組織    
細胞膜の性質と浸透圧      
染色体と体細胞分裂      
生殖と発生 減数分裂・受精と世代交代    
発生と器官形成      
分化・形態形成とバイオテクノロジー    
遺伝・変異 遺伝とハーディ・ワインベルグの法則    
核酸とタンパク質合成
オペロン説と変異    
代謝 酵素とATP      
同化・異化  
反応と調節 恒常性の維持と腎臓・肝臓    
免疫・血液型  
神経系・筋肉  
ホルモンと調節    
生態系 動物・植物の行動と分布と相互作用  
食物連鎖・エネルギーと物質循環      
自然環境・物質生産    
進化と系統分類      

やや難
記・穴
文章量は多いが基本的なものが多い

【傾 向】 大問数は5題となっている。4題を選択するようになっているので、一番苦手な内容は解かなくてよい。1題は真核細胞の細胞小器官や遠心分離法に関する問題、1題はDNAとコドンの関係を用いた実験問題、1題は生殖細胞と細胞融合の問題、1題は血液と心臓に関する問題、1題は生殖細胞と受精に関する問題であった。広い分野からの出題となっていて、各問題は他の分野の内容も組み込まれているので、実質的には生物の半分くらいの分野から出されている。実験問題も多く考察問題も多いが、各問題は基本に近い内容が多い。また、計算問題もあるが、教科書や問題集でよく見る内容が多い。
【対 策】 問題の出題が少し変わったように思われる。基本的な内容を問う問題が多いが、生物の用語の使い方や意味を正確に理解していないと間違える内容が多い。また、実験やグラフや計算と進化が多くなると思われるので、基本は教科書を十分に読んで、用語の使い方や意味を正確に覚えるようにしよう。実験や計算に関しては、図説をしっかり活用したい。図説には多くの実験とグラフが載せてあるので、それぞれの内容の目的や結果を理解しながらまとめていくと良い。また、問題集のグラフ問題や計算問題を積極的に解き、それぞれの解き方を覚えるようにすると良いと思う。進化も生物名を中心に覚えよう。

物理 ― 帝京大学

    2011 2010 2009
力学 等加速度運動・運動方程式・慣性力  
力のモーメント・重心      
運動量と力積・仕事とエネルギー  
円運動・遠心力    
単振動      
万有引力とケプラーの法則    
電磁気学 電場と電位    
コンデンサー    
直流回路    
磁場・電磁誘導  
交流回路・電気振動・電磁波      
波動 波の性質      
音波      
光波
熱力学 熱量と温度      
気体分子運動論      
気体の状態変化    
原子 粒子性と波動性      
原子の構造      
放射線・核反応      

やや易
記・穴
全員が抱える悩み、問題の選択に神経質になりすぎないこと!!

【傾 向】 例年通り大問5題で構成され、力学2題、電磁気2題、波動1題から4題を選択して答える形式になっている。力学は質量が異なり同じ速さで衝突する2つの物体に関する問題と、粗い斜面上の物体のつりあいで単体の場合と糸で連結した物体がある場合の2通りの問題が出題されている。電磁気は導体内の電子の運動による抵抗率と誘導起電力の導出の問題と、二つの点電荷からの力による単振動の問題が出題され、波動は光ファイバーの原理が出題されている。基本~標準問題までが出題され、どの問題も典型的な問題なので、一度は解いたことがあるはずである。試験時間は手早く解けば足りないことはないので、焦らず問題を解くことが大切である。
【対 策】 基本~標準問題をしっかり解いておこう。選択できるとはいえ、得意な分野や解きやすい問題だけを選んでも全員が同じ条件で受験しているので、合格点には達することは出来ないだろう。それゆえ、幅広く勉強し、苦手な分野や不得意な問題を減らしておくことが重要である。また、解く問題を選択する際には、選択の仕方により得点に差がでることは仕方がないと割り切り、あまり神経質にならないことも大切である。このことは受験生全員が抱える悩みだから、選ぶのに無駄に時間をかけるより解き始めた問題に集中する方が良い結果を生むことになる。'07からは原子の出題がなくなったので、5題中4題の選択を全員ができるようになった。



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