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東京女子医科大学

数学 ― 東京女子医科大学

      2011 2010 2009
解析系 二次関数    
Ⅰ・Ⅱ 数と式  
指数・対数    
三角関数    
微分・積分      
数列      
いろいろな関数と極限    
微分      
積分
図形系 三角比      
図形と方程式    
ベクトル    
いろいろな曲線      
その他 個数の処理    
確率    
確率      
行列      

やや易
記述
積分計算、整数、場合の数・確率はやや上位レベルまでしっかりと

【傾 向】 60分で記述の大問4題。積分の計算に関する問題が目立ち、ここ5年は4題ある大問の中に積分の計算に関する問題が1題は入れられており、'08は大問4題のうち積分の計算に関する問題が2題。他に目立つのは整数に絡んだ問題や場合の数、確率の問題で、これらはここ5年以上毎年出されている。他には数列、三角関数、式の計算・高次方程式、指数・対数、ベクトル、2次曲線(楕円)などから出されており、これらについては典型問題そのままのものや典型問題の解法で解けるような問題がほとんどであるが、それなりに考えさせる問題や、解くのに時間がかかると思われる問題が出される年もある。'11の問題はどれも解きやすかった。
【対 策】 積分計算の問題については、誘導があれば基本問題であるが誘導がないために問題を解き慣れていないと苦戦しそうな問題が出されている年もある。まず数学Ⅲの積分の計算は上位レベルの典型問題の解法までは一通り身につけておくべき。整数の問題や場合の数・確率についても、基本問題が出されている年もあればそれなりに考えさせる問題が出されている年もあるので、これらについても上位レベルまでしっかりやっておこう。その他の単元についても同様。面倒な問題やそれなりに時間をかけて考えて解くことになると思われる問題が混ざっている年もある。まず解きやすそうな問題から解くようにして、過去問を通して時間配分に慣れておこう。

英語 ― 東京女子医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充
語定義      
英作文
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成      
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序      
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文

標準
記・マ
情報をすばやく読み取る。会話文も重視

【傾 向】 以前は様々な形式を試してくる傾向があったが、ここ数年でパターンが定着してきている。大問4題で、[1]読解問題、[2]文整序によるパラグラフ完成問題、[3]データを読み取る空所補充問題、[4]データ付の会話文問題(ただし'11はデータなし)、である。[1]の読解には、内容合致の他に、タイトル選択問題、和訳、賛成か反対かの理由を英語で書かせる英作文('11は25語以内の指定あり)がある。[2]の文整序問題は'06より定着しているが、'10から少し複雑化してきた。[3][4]のデータは、図表、グラフ、地図など様々だが、本学の特長。情報をすばやく読み取るスキャニングの練習をしておくとよい。また、会話形式の問題にも常に重点が置かれているので、会話問題にもたくさんあたっておくとよいだろう。
【対 策】 まず過去問を10年分位解いてみよう。すると、いかに様々な形式が問われてきたかがわかり、バランスのとれた学習が必要との結論に至る。ここ数年、文法分野の出題はないが、書き換えができるレベルを求められたこともあった。グラフ、図表の読み取りにしても、情報を英語や数字で記述させたり、表に記入させたりもした。会話文をベースにした形式が極端に多い年もあった。和訳の練習も必要。英作文は10~30語程度の自由作文ができるレベルに。形式が一定化してきているとはいえ、安定した実力は土台にないといけない。しかし、難問や難語が出ることはなさそうなので、いかに高得点できるかが合否のカギとなるだろう。

化学 ― 東京女子医科大学

    2011 2010 2009
理論 原子の構造・化学結合
化学量と化学式      
物質の三態・気体の法則  
溶解度・濃度  
コロイド・希薄溶液    
化学反応と反応熱    
酸と塩基の反応
酸化・還元  
電池・電気分解  
反応の速さと化学平衡
無機 周期表と非金属元素  
金属元素  
有機 脂肪族
芳香族    
アミノ酸とタンパク質  
合成高分子  

やや難
記・マ
化学の全範囲からもれなく出題。[1]の小問集合が難しい?

【傾 向】 例年大問5題の出題が続いているが、'09以降では、[1]で小問集合問題と[2]の大問はマーク式の問題になった。'09では[1]で9問、'10以降では13問の小問の集合問題で全範囲からもれなく出題されている。やや解答に厄介な問題があったり、ともすると時間がかかりすぎたりしそうな問題の集合である。[2]以降は定番問題の集合問題であるが問題量がやや多く感じる。しっかりと入試用の学習ができていれば高得点が可能な問題内容である。また、例年、実験に関する問題や試薬の取り扱い方などの問題が出題されている。'10では生物化学的な問題も出題されている。7割程度でボーダーライン、8割以上で安全圏か?
【対 策】 例年、標準的な定番問題と基礎問題で全体が構成されているため、教科書や基礎的な問題集、参考書などで基礎力を構築し、入試用の標準問題集などを仕上げることで充分に対応はできる。[1]の小問の集合問題の解答がやや時間がかかったり厄介だったりするように感じる。化学の各分野について正確な知識と記憶が必要。また、過去には水蒸気蒸留の実験に関する問題が出題されたり、実験問題や出題は多いので実験の問題には気を配った学習をしておきたい。どちらかといえば学習量がそのまま得点に反映される問題内容で、まじめに学習を続けている受験生が好結果を得られる。近年ではやや計算量が増えているような感じがあるのでスピードも意識して学習したい。

生物 ― 東京女子医科大学

    2011 2010 2009
細胞 細胞の構造と組織      
細胞膜の性質と浸透圧    
染色体と体細胞分裂    
生殖と発生 減数分裂・受精と世代交代    
発生と器官形成    
分化・形態形成とバイオテクノロジー    
遺伝・変異 遺伝とハーディ・ワインベルグの法則  
核酸とタンパク質合成    
オペロン説と変異      
代謝 酵素とATP    
同化・異化  
反応と調節 恒常性の維持と腎臓・肝臓    
免疫・血液型  
神経系・筋肉
ホルモンと調節
生態系 動物・植物の行動と分布と相互作用    
食物連鎖・エネルギーと物質循環      
自然環境・物質生産      
進化と系統分類      

標準
記・穴
実験が中心、問題の理解力が必要

【傾 向】 大問6題となっている。1題は植物の光合成の研究に関する問題、1題は明期と暗期を分ける実験問題、1題は半透性に関する実験問題、1題は筋肉中のミオグロビンと血液中のヘモグロビンの関係についての考察問題と酸素解離曲線の組み合わせ問題、1題は常染色体上の3遺伝子雑種の問題、1題はカイコガのホルモンに関する問題であった。'10からは全問がマークとなったので時間的には余裕のある問題となっている。しかし、解答方法が変わっただけで、実験問題が多く考察が多いことに変わりはないが、時間的に余裕が生じるので高得点の争いになることは間違いないと思われる。
【対 策】 実験問題が中心となるが、実験を理解するのも、解答を選ぶのも、記入するのも生物の用語を正確に理解しておかなければできない。そのためには、教科書に載っている語句はすべて説明できるようにしておきたい。語句の意味を取り間違えただけで解答が逆になることもある。注意して覚えよう。また、実験が多いので、図解に載っている実験の目的や器具・方法・結果に関しても覚えるようにしよう。特に、目的は十分に理解して、実験に関する考察を考えるのも良い。問題集も多く解いて、語句の確認と実験問題の解き方を身につけるようにすると良い。

物理 ― 東京女子医科大学

    2011 2010 2009
力学 等加速度運動・運動方程式・慣性力      
力のモーメント・重心      
運動量と力積・仕事とエネルギー  
円運動・遠心力      
単振動    
万有引力とケプラーの法則      
電磁気学 電場と電位      
コンデンサー    
直流回路  
磁場・電磁誘導      
交流回路・電気振動・電磁波      
波動 波の性質      
音波    
光波      
熱力学 熱量と温度      
気体分子運動論      
気体の状態変化  
原子 粒子性と波動性      
原子の構造      
放射線・核反応      

標準
記・穴
'10、'11と続いて難度が下がっているが油断は禁物である!!

【傾 向】 大問3題で構成され、力学、波動、電磁気からの出題である。力学は粗い斜面上で運動エネルギーを与えた物体の運動で、静止する場合と戻る場合を考える問題、波動は音波のドップラー効果の公式の導出の穴埋め問題が出題されている。電磁気は、内部抵抗をもつ電池と抵抗の接続の問題で、多数の抵抗を接続する問題も含まれている。'11は'10と同様に難度の高い問題がなく、基本問題~標準問題が中心で、全体的に'08と'09より易しくなっているが、ドップラー効果の公式の導出や多数の抵抗を接続する問題は解いたことがないと厳しい。また、電磁気では電圧と電流のグラフの描図が出題されている。手早く解けば時間が足りないことはないだろう。
【対 策】 標準問題~やや難度の高い問題までをしっかり解いておくこと。'06、'07、'10と同様に'11も難度が高い問題はなかったので難度は低くなっている。しかし、'08と'09は難度が高く、やや難度の高い問題が出題されているので、しっかり準備をしなくてはいけない。また、'10では出題のなかったグラフの描図が'11では出題されている。グラフの描画を含む記述は過去問等でしっかり練習をしておくことが必要である。力学ではばね振り子以外の難度の高い単振動も出題されているので、やや応用性の高い問題もしっかり学習しておくこと。解答の過程の記述をするので、日頃から見せられる答案作りを心掛けておくことも必要である。



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