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金沢医科大学

数学 ― 金沢医科大学

      2011 2010 2009
解析系 二次関数    
Ⅰ・Ⅱ 数と式      
指数・対数      
三角関数    
微分・積分  
数列  
いろいろな関数と極限  
微分    
積分  
図形系 三角比      
図形と方程式    
ベクトル
いろいろな曲線    
その他 個数の処理      
確率  
確率      
行列      

標準
マーク
図形の割合がかなり大きい。スピードも必要

【傾 向】 60分でマークシート方式の大問2題。'07までは誘導形式の大問が2、3題、'08からは小問3~5問からなる小問集が2題。'08以降の小問集の中には大問と小問の中間ぐらいのボリュームの誘導問題が入っていることがある。図形の絡んだ問題の占める割合が大きく、'11の問題は、[1]は4問全て図形の絡んだ問題、[2]は3問が積分で面積を求める問題で、1問が関数の増減を調べグラフのイメージから最小値を考える問題。難しい問題は出されないが、図を描いて考えることになるような、図形的な洞察が必要とされる問題が多く出されている。図形の絡んだ問題に慣れていないと60分で完答するのは難しい。
【対 策】 例年図形の絡んだ問題の占める割合がかなり大きい。制限時間は60分であるが、それなりに図形の問題を解き慣れていて、基本的なところは迷わず手早く処理できるようになっていないと、60分で解ききるのは難しい。難問が出されるわけではないので、問題集などで出題範囲の基本・典型レベルは一通りこなし、グラフや図形の絡んだ問題については標準レベルまでしっかりこなしておいた方がよいだろう。比較的解きやすい問題や図を描いて考えてみるとあっさり解ける問題も混ざっている。そのような解き易い問題は確実にとれるようになり、また、時間配分などに慣れておくためにも、過去問を解いてこの大学の問題に慣れておくべきである。

英語 ― 金沢医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明  
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句
派生語      
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント
英作文 整序    
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文

標準
マーク
平易な内容だが、その分、正答率が高い。基本重視と、集中力。

【傾 向】 ほぼ例年と同じ出題形式だが、大問数が'08以来の7題に戻り、そのうち4題が読解である。[1]は発音アクセント融合問題2問。[2]は会話文2問。[3]は文法問題4問でここまでは'10と似た形式である。従って読解が1問増えたことになる。[4]は科学記事を読むことに関する読解で小問4問。文構造を問う基本問題と内容合致が目を引く。[5]は要約文についての読解で小問3問。うち単語補充が6問、文補充が4問ある。[6]は幼児の言語習得に関する読解で小問4問。整序問題が2問ある。[7]は癌に関する読解で小問3問。読解が合計4題だが、専門的な知識を必要とするものではない。標準レベルの単語力で対応はできる。ただし必ず、指示語の内容を問う問題、同意語選択問題が出される。60分集中力を切らさずに解けるかが、課題か。
【対 策】 [1][2][3]の発音アクセント、会話、文法系ではパーフェクトを目指したい。また、時間も切り詰めて読解に臨めるよう、日頃から「秒殺問題」を増やしておこう。読解4題だが、短い文章の中にぎっしり問題が詰まっている印象である。並べ替えや語定義、内容合致や文法的問題もからめている。また文中の「文整序」は本学に特徴的な問題なので、過去問を含め、類似問題に多くあたっておきたい。全体的には、バランスの取れた英語力があるかどうかを試す意図が見て取れるが、基本から標準レベルの問題が大部分である。その分、正答率はかなり高いと見るべきだろう。取りこぼしをせぬよう、日頃から基本を固めておきたい。

化学 ― 金沢医科大学

    2011 2010 2009
理論 原子の構造・化学結合
化学量と化学式  
物質の三態・気体の法則  
溶解度・濃度    
コロイド・希薄溶液
化学反応と反応熱  
酸と塩基の反応
酸化・還元  
電池・電気分解
反応の速さと化学平衡    
無機 周期表と非金属元素    
金属元素  
有機 脂肪族
芳香族
 
アミノ酸とタンパク質  
合成高分子      

やや易
マーク
基本問題から標準問題、高得点を狙え!!!

【傾 向】 '05からは全問マーク式の出題になり、'06からは30問程度の小問集合問題の出題になったが、'10以降では中小問19問の集合問題(合計で30問)になっており、計算問題の数がやや多く、'11では濃度の計算、中和滴定の計算、弱酸の電離定数の取り扱い、油脂の分子量の計算などが出題されている。理論化学・無機化学・有機化学からと、ほとんどの分野から満遍なく出題されている。また、'09と'10では実験の報告書の書き方を題材にした小問が出題されている。各設問はほとんどが基本問題で構成されているうえ、計算問題も難しい計算はほとんどない。合格にはかなりの高得点が必要であると思われる。
【対 策】 知識的な問題も計算問題もすべて基本的な問題のみで構成されているので、まずは教科書の内容をしっかり整理し、重要項目を覚えていくことが必要。難問を演習するよりも入試の標準レベルの問題集などを使って、基本的な問題や標準的な問題を繰り返し演習し基礎項目の定着を狙いたい。また、問題の内容を考えると合格にはかなりの高得点が必要であろうから、不注意から誘発されるミスを避けるような努力もしておきたい。近年、計算問題の数が増えてきているため、問題を正しく読み設問を勘違いすることなく解答することや、計算のミスがなるべく起こらないように試験に臨むなどの基本的な試験に取り組む姿勢もきっちりとしておきたい。

生物 ― 金沢医科大学

    2011 2010 2009
細胞 細胞の構造と組織
細胞膜の性質と浸透圧      
染色体と体細胞分裂  
生殖と発生 減数分裂・受精と世代交代  
発生と器官形成  
分化・形態形成とバイオテクノロジー    
遺伝・変異 遺伝とハーディ・ワインベルグの法則
核酸とタンパク質合成
オペロン説と変異    
代謝 酵素とATP
同化・異化
反応と調節 恒常性の維持と腎臓・肝臓    
免疫・血液型  
神経系・筋肉
ホルモンと調節
生態系 動物・植物の行動と分布と相互作用      
食物連鎖・エネルギーと物質循環    
自然環境・物質生産  
進化と系統分類  

マーク
小問27問の構成。分野は広いが高得点の争いとなる。

【傾 向】 小問27問の構成となっている。生物のほぼ全ての分野から満遍なく出題されている。以前は無かったが'11は実験問題の考察と計算問題も出され、実験者名や人類の進化など語句の意味を覚えるだけでなく、現象の順番や内容を把握しているのかを問う内容が多くなってきた。全てが選択問題となっているが、選択肢も変化に富んでいて、解答の方法も正しい組合せを答えるもの・正しいものを2つ選ぶもの・間違いを選ぶもの・該当するものをすべて選ぶものなど、問題ごとに解答の方法が異なり、細かく指定してある。広い分野からの出題は苦手分野を作ると解くのが難しくなる。注意しよう。
【対 策】 難解な問題は少ない。多くの問題は基礎・基本的な内容である。しかし、生物用語の意味や使い方・生活環・分類・計算などもあるので、単純に語句を覚えていれば良いというものではない。生物用語を覚えた上で、現象の成り立ちや、変化の経過を十分に理解する必要がある。そのためには、教科書を十分に読んで、図を覚えることはもちろん、全体の流れも覚えるようにすると良い。また、図説に載っているヒトの名称と業績はセットにしてまとめると良い。同時に、実験内容や分類の基準なども覚え、問題集の基本問題で確認しながら勉強を進めるという方法をとることが良いと思われる。

物理 ― 金沢医科大学

    2011 2010 2009
力学 等加速度運動・運動方程式・慣性力    
力のモーメント・重心      
運動量と力積・仕事とエネルギー  
円運動・遠心力      
単振動    
万有引力とケプラーの法則      
電磁気学 電場と電位    
コンデンサー    
直流回路    
磁場・電磁誘導    
交流回路・電気振動・電磁波      
波動 波の性質      
音波    
光波    
熱力学 熱量と温度      
気体分子運動論      
気体の状態変化
原子 粒子性と波動性      
原子の構造      
放射線・核反応      

標準
マーク
高得点での争いになるので、ケアレスミスに特に注意しよう!!

【傾 向】 大問4題で構成され、力学、熱力学、電磁気、波動が出題されている。力学はモンキーハンティングから衝突合体後の運動を考える問題で計算にやや時間がかかる。熱力学は理想気体の状態変化で熱サイクルと熱効率の典型的な問題であり、電磁気はコンデンサーと抵抗の直流回路で、スイッチの切り替えによる電荷の変化や抵抗での発熱量を求める問題である。波動は斜め方向のドップラー効果で、音と平行な成分を用いた公式を導かせる問題である。全体的に基本問題~標準問題であるが力学と電磁気は計算量が多く、波動は誘導に乗れないと厳しい。あまり時間に余裕はないが、焦らず解くことが必要となる。特にケアレスミスに十分注意をすることも大切である。
【対 策】 基本問題~標準問題をしっかり解いておこう。出題範囲は広く、'08の原子や一般に出題の少ない問題、見慣れない問題が出題されることもあるので、注意が必要である。ただし、見慣れない問題であっても特別な法則があるわけではないので、特別な勉強は必要ない。難問ではないので、常に柔軟に考え、あせらず問題を読み、内容を正しく把握すればよい。また、誘導がつく時もあるので、誘導にのれるだけの読解力も鍛えておくことが大切である。基本問題~標準問題が中心であり、テンポよく問題を解けば、解ききることは可能だが、つまずくと時間が足りなくなる場合がある。問題を解く順序や時間配分に注意しながら解くことが大切である。



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