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兵庫医科大学

数学 ― 兵庫医科大学

      2011 2010 2009
解析系 二次関数  
Ⅰ・Ⅱ 数と式
指数・対数  
三角関数    
微分・積分      
数列      
いろいろな関数と極限    
微分  
積分
図形系 三角比  
図形と方程式  
ベクトル    
いろいろな曲線      
その他 個数の処理    
確率
確率      
行列      

やや難
記・穴
医療絡み設定の確率の問題が特徴。数学Ⅲの割合が増えた

【傾 向】 90分で大問3題。[1]は小問6~7問の穴埋めで配点は70~90点、[2]、 [3]は記述で配点はそれぞれ30~40点で計150点満点。[1]は基本・典型問題が多いが、大問以上に解きにくい問題が入ってくることもある。[2]、[3]ではベクトルか図形と方程式のどちらかが出されてきたが、'11は[2]が確率で[3]が数学Ⅲの積分。医療絡み設定の確率の問題が出されることが多いのもこの大学の特徴。[2]、[3]で他に出されたのは三角関数と図形など。90分で解くにはやや分量が多く時間配分に注意が必要。'06、'07に比べるとやや難化してきているが、標準~上級レベルの典型問題が中心である。
【対 策】 標準~上級レベルの典型問題がほとんどなので、まずそのレベルの問題をしっかりやって実力をつけよう。[1]の小問集は典型問題が多いが、大問以上に解きにくい問題が入ってくることもある。なかなか解けない問題があったら次の問題に進んだ方がよい。理系にしては数学Ⅲの割合が少ない事が多く、確率や図形と方程式、ベクトルの出題頻度が高いが、'11は数学Ⅲの内容が増えた。確率の問題に特徴があるので確率は上級レベルの典型問題までしっかりやり、その上で過去問を解いてこの大学の問題に慣れておこう。制限時間の割には問題量がやや多いので、典型問題は手早く解けるようにしておき、過去問を解いて時間配分にも慣れておこう。

英語 ― 兵庫医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明
内容合致    
発音・アクセント      
同・反意語句  
派生語      
空所補充
語定義    
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)  
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序
和文英訳
自由英作文      
会話文 会話文      

標準
記・マ
文法と文構造重視。基礎土台を固めることが第一の対策

【傾 向】 毎年形式がいくつか入れ変わり一定の型がないように見える。とはいえ、文法4択問題10問と読解問題3題は'10を踏襲した。特筆すべき大きな変化は英作文。従来の和文英訳が、英単語5語で補う部分作文になったことであろう。また誤文訂正がなくなったことも大きい。整序問題が読解形式5問から、単独10問に変わったのも形式的にはやり易くなったかもしれない。だから全体的には易しくなった印象がある。従来は90分でかなりの量をこなさせる感じであったが、'11はじっくり取り組める印象に変わったと言えるだろう。難しい箇所はもちろんあるが、きちんと受験勉強をこなしていれば太刀打ちできるレベルである。
【対 策】 [3]の空所補充選択10問と[4]の整序10問に加えて、新形式である[1]の英作文も単語5語と指定があるところから、これらは基本的に文法分野であり、普通の受験勉強の範囲である。[2]の読解は完全に記述式3問だが、15行と短いこともあり、標準レベル。[5]の空所補充形式の読解2題は、それぞれ10行程度のパラグラフに語句を5か所に補充する問題だが、文構造上はっきりわかる易しいレベルである。逆に言うと、この問題にてこずるようなら学習方法に問題があることになる。[6]の読解は24行で内容や文法語法を問う選択10問。これも標準レベルと言ってよい。こう見てくると特別な対策はいらないようだが、毎年形式を入れ替えてくるので、英作文、誤文訂正、発音アクセントなどの復活も視野に入れ、読解を文構造的に、また文法の観点から読む訓練をしておけば万全だろう。

化学 ― 兵庫医科大学

    2011 2010 2009
理論 原子の構造・化学結合  
化学量と化学式    
物質の三態・気体の法則      
溶解度・濃度    
コロイド・希薄溶液      
化学反応と反応熱      
酸と塩基の反応  
酸化・還元      
電池・電気分解    
反応の速さと化学平衡    
無機 周期表と非金属元素  
金属元素
有機 脂肪族  
芳香族  
   
アミノ酸とタンパク質    
合成高分子      

標準
記・穴
標準的な問題の出題。計算問題がやや多い。

【傾 向】 '11の問題は大問3題の出題で記述形式と穴埋め形式の融合の問題。[1]では、今までは選択式小問10問が出題されていたが、'11では第2族元素を題材にした化合物の性質や化学量の計算問題が出題されている。[2]は二酸化窒素と四酸化二窒素の化学平衡に関する問題で圧平衡定数を取り扱う問題。[3]は標準的な記述問題で脂肪族エステルの構造決定の問題が出題された。やや計算問題の数が多いような気はするが時間に対して問題の量も適切であると感じる。難問や奇問はほとんど見られないので高得点も可能だ。また、例年、無機化学の分野からの出題が比較的多いようにも感じる。生命科学に関する問題も多い。
【対 策】 例年、有機化学や無機化学の総合的内容からの穴埋め問題が多く出題されている。('11では無機化学の分野と化学平衡の分野で穴埋め問題が出題されている。'10では無機化学の分野からの出題が多かった)化学の各分野について基本的な知識はしっかりと整理し確実に記憶する学習が必要になると思われる。また、穴埋めの問題は例年変化することなく多く出題されているので、穴埋め問題に用いられる用語や現象などはきっちり整理してまとめておく必要がある。生命科学の分野からの出題の可能性もあるので、しっかりとした対策が必要になると感じる。基本的な問題を確実に演習すると同時に、生命や環境に関する内容は特にしっかりと意識する必要がある。

生物 ― 兵庫医科大学

    2011 2010 2009
細胞 細胞の構造と組織  
細胞膜の性質と浸透圧    
染色体と体細胞分裂  
生殖と発生 減数分裂・受精と世代交代
発生と器官形成    
分化・形態形成とバイオテクノロジー  
遺伝・変異 遺伝とハーディ・ワインベルグの法則    
核酸とタンパク質合成  
オペロン説と変異      
代謝 酵素とATP      
同化・異化
反応と調節 恒常性の維持と腎臓・肝臓    
免疫・血液型    
神経系・筋肉
ホルモンと調節  
生態系 動物・植物の行動と分布と相互作用      
食物連鎖・エネルギーと物質循環      
自然環境・物質生産      
進化と系統分類

やや難
記・穴
空所補充と正誤問題に加えて計算問題が多くなった

【傾 向】 大問5題となっている。1題は小問13 問の構成となっている。'09からは小問を加える出題方法に変わっている。そのため、内容は多岐に渡り、多くの分野から正誤問題の形で出題されている。大問としては進化と分類、神経系と動物の反応、核酸と遺伝子の関係が多く出されている。遺伝も出されることが多いが、'10の遺伝は解くのに非常に時間の掛かる問題であった。難しいという意味ではなく、単に時間を必要とする内容であった。全体としては内容は多岐に渡り問題の量も多い。正誤問題が多いので、正確な知識と文章の読解力が必要とされる。同時に深い知識を必要としている。図解などで細かい生物名称や時代も覚えたほうが良い。
【対 策】 一般には題材とされないような生物を問題の主題とされることがある。このことから考えると、いろいろな生物に興味を持って、その生物のことを知っていることが問題を解く上で有利となる。できることなら、図解に載っている生物の概要と生態を覚えるようにすると良い。また、空所補充と正誤問題が多いので、教科書を使って生物用語の正確な使いかたと意味をまとめると良い。その上で、問題集の正誤問題や空所補充問題を多く解いて、知識の定着と慣れを図りたい。記述問題に関しては、生物用語をまとめることである程度練習できるが、やはり、問題集で練習する方が良い。

物理 ― 兵庫医科大学

    2011 2010 2009
力学 等加速度運動・運動方程式・慣性力  
力のモーメント・重心  
運動量と力積・仕事とエネルギー    
円運動・遠心力      
単振動    
万有引力とケプラーの法則    
電磁気学 電場と電位  
コンデンサー    
直流回路    
磁場・電磁誘導
交流回路・電気振動・電磁波      
波動 波の性質    
音波  
光波
熱力学 熱量と温度    
気体分子運動論    
気体の状態変化  
原子 粒子性と波動性      
原子の構造      
放射線・核反応      

やや難
記・穴
'11は難度が上がっている、幅広く、しっかりと準備をしよう!!

【傾 向】 大問4題で構成され、小問集合1題と電磁気2題、熱力学が出題されている。小問集合は人工衛星の運動、凸レンズと像の浮き上がり、コンデンサーの電気容量、木材と浮力、棒のつりあいが出題され、解き易い。電磁気の1題目は荷電粒子の電磁場内での運動で、円運動と壁との繰り返し衝突の融合問題、電場と磁場からの力のつりあい、つりあわない場合の運動の描図が出題され、応用力が試されている。熱力学は断熱膨張での気体分子運動論で、やや難しい。電磁気の2題目は半導体の基礎知識と半導体ダイオードを含む直流回路で、解いたことがない受験生は苦労しただろう。'11は難度が上がったので、解ける問題でしっかり点を取ることが重要である。
【対 策】 標準問題~やや難度の高い問題をしっかり解いておくこと。小問集合の中には標準問題もあるのが、予想外に時間がかかる場合がある。手早く解くスピードをつけることも大切だが、時間がかかると予想される問題は後回しにする決断も必要である。小問集合以外では標準問題が中心であるが、やや難度の高い問題も出題されるので、しっかりとした準備が必要である。対策としては、難問ではないが難度の高い問題を解いておくことである。'09と'10はそれ以前より難度がやや下がっているが、'11ではまた上がっている。'07、'06と2年連続で出題された光子のエネルギーとエネルギー準位は過去問で一応研究しておく方がよい。



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