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英語

英語 ― 岩手医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明      
内容合致      
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序
和文英訳
自由英作文      
会話文      

記・マ
文法関連ではノーミス目指し、要語形変化の空所補充対策を万全に

【傾 向】 例年どおりの形式と内容である。文法・語法関連の出題は空所補充選択と整序英作文だが、教科書的な基本問題ばかりで、各単元のポイントをきちんとおさえた勉強をしてきていれば、解答するのに苦労はないはず。ただし、慣用表現やことわざなどが求められることもあるので対策はしておきたい。読解については短いまとまりの英文が2つで、問題は下線部和訳と空所補充のみ。'11では、英文自体はやや読みづらいところがあったかもしれないが、問題に解答するという点では難度はそれほど高くはない。「必要に応じて語形変化」を求める空所補充で確実に得点できれば、この上なく満点に近くなると言えそうだ。
【対 策】 文法・語法問題については、オーソドックスなものが中心なので、重箱の隅をつつくような勉強は一切必要ない。どこのテキスト、問題集でも扱われているような頻出問題を繰り返しやり、ものにしておけば対策としてはまったく問題ないと言える。ただし、表現の面では慣用表現、イディオム、ことわざなどには気を配り、貪欲に取り組んでおいた方がよい。読解については、短文2題なので長さのストレスは皆無だが必ず和訳は出題されるので、一読して相手に伝わるこなれた日本文を書く練習をしておきたい。また、語形変化を求める空所補充で差がつくとも言えるので、普段から英文を読む際に常に語と語の修飾関係、意味関係などには十分配慮し、既習教材でポイント箇所に空所を設け、ある程度時間が経過してから読んでみるのは有効な練習であろう。

英語 ― 自治医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明
内容合致
発音・アクセント
同・反意語句      
派生語      
空所補充
語定義
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成      
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序      
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文      

標準
マーク
読解力重視。集中力とスピードが要

【傾 向】 '07以降5年連続で読解の大問が3題出題されている。'11は[1]北米インディアンと酒に関する考察。小問8問はほとんどが下線部の意味内容を問うもので、3~4行にわたる文を1行の短文にまとめたものから選ばせる問題が4問ある。要点が掴めるかを問うている。[2]アメリカの黒人の地位に関する時事的読解。小問8問のうち、前半5問は語定義問題。後半3問は本文の内容を問うもの。[3]幸福とアメリカ人に関する考察。小問9問のうち5問が、文章を完成させるもの。他は、空所補充、表題選択と発音アクセント融合問題である。読解3題のうち1題は医療関連で、2題は人文系というのが近年の傾向であるが、'11は北米関連の読解のみであった。単独の文法問題はないが、要点を掴むときに文法力は必須である。必ず1問発音アクセント融合問題が出されている。
【対 策】 文法問題の出題はなく、読解のみの出題なので、日ごろから英文を読む習慣をつけておかないと太刀打ちできないだろう。内容は医療関連よりも、多岐にわたった人文系の出題が多い。したがって医学部系の過去問だけでなく、難関大の文系学部の過去問など幅広く当たっておくべきだろう。その際、代名詞の指す語句(内容)を常に確認しておくとよい。語彙は標準レベル。文章構造もさほど難易度は高くない。全てマーク式なので、記述力も必要ない。しかし60分の中で3題の長文に取り組む集中力は、日頃の努力からしか生まれない。集中の連続から読解スピードが速まる。合否の差は英語力に加え、正確に英文を読解して、内容が把握できるかという国語力の差になるともいえる。

英語 ― 獨協医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句
派生語      
空所補充
語定義      
英作文  
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文      

やや難
マーク
文法演習と超長文対策を念入りに、高めの語彙力があれば安心

【傾 向】 全4題で、長文2題と整序英作文に短文完成という構成は変わらず。文法関連は、例年以上に基本的な問題中心で時間をとられることはなさそうだ。整序英作文と短文完成合わせて10分前後で終わらせたい。長文[1]はかなり長いもので、'10と同様のA4判で4枚半弱のボリューム。小問は20問で、下線部の内容合致と語句補充、それに整序英作文。整序は2つのうち1つはやや悩んだかもしれない。長文[2]は、'10同様の文中の語句の同意語句を選択させるだけの問題で、ややハイレベルの語も含まれているが、受験生ならどれも知っておいてよい範囲。語彙力次第では本文を読まずとも短時間で解答が判断できそうだ。問題の分量に比して時間はかなり厳しいのは例年変わらないが、要領よくこなして時間短縮を図りたいところだ。
【対 策】 超長文が踏襲されているので、まずはその対策が必要だ。日常的にかなり長めの英文に接するようにすることで、長さに圧倒されないだけの免疫をしっかりつけておきたい。レベルは標準でよいが、語彙レベルはやや高いものを選ぶとよいだろう。内容を問わない長文問題は語彙力で時間短縮が図れるので、上級レベルまで網羅しておくとやっておいてよかったということになるかもしれない。文法・語法については、やや易化傾向にあり、標準的な演習を積んできていれば十分対応できるが、やや難レベルの問題も考えられるので、特に整序英作文対策は日本語のリードがないものなども含めて深い演習をやっておきたい。また、単語だけでなく重要イディオムも忘れずにチェックしておきたい。

英語 ― 埼玉医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序    
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文

標準
マーク
要領よく数多くこなす処理能力が必要

【傾 向】 '07から10分短縮されて試験時間が80分になったが、問題の量は毎年増減を繰り返し、'09から55問→50問→55問(後期は50問→46問→50問)。文法問題が5問減って20問になり、例年後半8問程度、問題文自体が長めで、出題焦点が定かでない問題があったのだが、消えた。語句を補充させるものが計11問。これも単純化している。新たに文整序が4問。ただし、うち3問は1文目がわかればできてしまうもの。短文に対して内容を問う形式が10問。そして長文に対し単語補充5問と内容合致5問。計55問は'10より5問増だが、複雑な問題が消えたせいか、例年に比べてずいぶんとあっさりした印象である。もしかしたら方向転換の兆しかもしれないが、過去に問題量が急増した年もあるので、油断は禁物である。

【対 策】 短文が多量に出題されるので、頭を切り換えながら、どんどん読んでさっさと答えていく処理能力を高める必要がある。あまり込み入った内容の英文は出題されず、幅広く日常生活に関わるものが多い。センターレベルの英文を速読しながら、パラグラフごとに主題文を探していく練習を積むと良い。文法問題は例年半分が基本問題、半分はポイントがよくわからないものという印象だったが、'11で変わったのでどうなるか。ポイントがわかりづらいものが出題されたら、前後関係を重視していると考えると良い。「倒置」はほぼ毎年必ず出題されていることを付け加えておく。移行期かもしれないので、過去に出された整序問題や誤箇所指摘問題なども復活するものと思って準備しておくべきだろう。

英語 ― 杏林大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充
語定義  
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序      
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文

やや難
マーク
文法・長文ともに、いかに迅速かつ正確に問題を処理するかがカギ

【傾 向】 大問は4題、[1]が長文2問の実質5題で、'10とまったく同様の内容、形式である。長文のレベルは標準的ではあるものの例年に比してやや読みにくさを感じたかもしれない。問題は、内容合致、語句の空所補充と英文の表題選択で小問数は全20問。パラグラフごとに内容を細かくチェックし、キーワードを拾い情報を整理しながら読んでいこう。文法・語法関連は、短文完成15問、誤文訂正10問でこれも'10と同様。どこかで見た問題が大半だが、イディオムや品詞、類義語などにも配慮した勉強をしておけば確実に得点できそう。会話文は標準的だが、単純な2人で交わされる会話問題にできるだけ多くあたり、口語表現にも馴染んでおけば楽に解答できるだろう。
【対 策】 例年悩まされるのは問題の分量に対して時間が短いと感じられることだが、この形式が踏襲されるとすればもっとも効率的に問題を処理する術を身につけることが何より肝要だ。ポイントは、極力長文以外には時間をかけなくて済むように十分な対策を講じることだ。そのためには過去問をよく吟味し、傾向をつかんだ上でノンジャンルの問題演習を積むこと。また、文法・語法だけでなく、イディオムや同意表現、類義語などにも十分配慮しておきたい。長文はそれほど長い英文は扱われないが、語彙レベルは多少高めの内容合致中心の問題に数多くあたり、できるだけ短時間で内容をつかむ訓練をしておくとよい。英文を読むにも文法問題をやるにもいつも制限時間を設けて、その中で処理できるようにすることはとても有効だろう。

英語 ― 慶應義塾大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明
内容合致      
発音・アクセント    
同・反意語句    
派生語    
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成      
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序      
和文英訳
自由英作文
会話文 会話文      

記・マ
生半可な力では対応不可能。和訳、英訳ともに高度な記述力

【傾 向】 3年連続で大問4題の出題であるが、分析表で一目瞭然のように、形式は大きく動いた。まず従来大問2題であった和文英訳と自由英作文が合体して1題になったこと。語数は合わせて70語程度なので、半減したことになり、英作文は易化したことになる。1頁半の読解が2題。人生に関するエッセー(空所補充10問)と、夢と記憶力に関する考察(空所補充8問)である。前置詞、単語、語法と、多岐に亘って問われている。そして3頁に及ぶ読解は、現代の子どもたちに関する考察で、和訳4問、内容説明3問の他に、整序、単語補充、発音、派生語、同意語選択と、あらゆる角度から受験生の英語力を判断するかのような大問である。中身は相変らず濃厚。他大学を圧倒的に引き離す貫禄を示すかのようである
【対 策】 「対策」を立てる前にまず高レベルの英語力が必要である。その上で、読解は和訳の訓練が必須である。全体の流れが取れていないと下線部の意味するところも見えてこない。それを採点者にわからせる記述力(国語作文力)を鍛えなければならない。内容説明では、根拠となる箇所を的確に見抜く力がなければならない。易化したとはいえ、和文英訳も一筋縄では行かない。まず日本文を噛みくだいて、言わんとするところにできるだけ近い英文を作成する技術を養成しなければならない。単語集に出ていない語句が出ても、慌てずに自分の言葉に置き換えられるかがカギとなる。加えて自由英作文にも慣れておく必要がある。いわゆる受験英語の最高峰に登る覚悟がいる。

英語 ― 順天堂大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句    
派生語      
空所補充
語定義      
英作文    
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成      
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序      
和文英訳      
自由英作文
会話文 会話文      

やや難
記・マ
'12は10分延長、差がつく自由英作文に十分な時間を確保せよ

【傾 向】 '11は長文4題+自由英作文の計5題で、長文が1つ追加され、やや負担増となった。短文完成や整序英作文など文法関連の単独問題は'08を最後に出題されていない。また問題数が5題になったのは'08以来。長文は4題なので読むべき分量はそれなりにあるものの、英文自体、問題ともに平易なのでそれほど時間を要することはなかっただろう。問題は内容合致が中心だが、'10とは異なり空所語句補充や整序英作文、同意語句選択なども求められている。恒例の自由英作文は「自分にとって大切な物または人」がテーマ。近年は、健康や人生観、生き方などがよく問われている。きちんとした構成と内容を備えたそれなりの長さの英文が求められ、例年同様やや手強い。'11では、長文の難病を患う少女の話や闘病を振り返る男性のインタビューなどもヒントになるかもしれない。
【対 策】 '12より時間が70分→80分となるが、問題の分量が'11とほぼ同様であれば、英作文にかけられる時間がより確保できることになり、受験生にとっては朗報であろう。英作文以外は長文オンリーといってよいが、読みやすい平易な英文が中心なので、標準レベルのあまり長くなくまとまりのある英文、内容は医学系だけでなく幅広い人文系の英文にも多く親しんでおきたい。'09より出題されているインタビュー形式の英文にも接しておくことも有効だろう。「やや難」としているが、あくまでも自由英作文を考慮してのこと。特別な対策が必要なのはやはり英作文であろう。あるテーマについてできるだけ短い時間で内容と構成を考え、きちんと文法・語法に則った英文を書けるようにするにはかなりの訓練を要する。できるだけ早い時期から、さまざまなテーマで自分の意見をまとめる練習を始めるのがよい。

英語 ― 昭和大学

    2011 2010 2009
読解 和訳  
内容説明  
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句    
派生語      
空所補充
語定義    
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント
英作文 整序    
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文  

標準
記・マ
広範囲に亘る安定した英語力が求められている

【傾 向】 '10から時間が短縮となり、'10に続き'11も変化した。読解2題(小問計11問)、アクセント5問、空所補充10問のすっきりした構成で大問4題となった。読解の中に整序あり、和訳あり、内容合致(英語版と日本語版)あり、内容説明あり、と多様な設問で工夫をこらしている。読解は2題とも医療関連で、初の試みか段落番号をつけて読みやすい印象にしてある。内容合致を視野に置きながら読み進んでいけば、設問と関係ない箇所は飛ばし読みできてしまうので、それほど時間も食われないだろう。和訳はちょっとてこずったかもしれないが、全体的には標準レベルと言ってよいだろう。Ⅱ期は大問に整序5問が加わっているが、その分読解1題が内容合致のみになっているし、分量も少なくなっているので、かかる解答時間に差はなかったと思われる。
【対 策】 '10より、数学と合わせて180分が150分に短縮となり、内容合致のみの読解形式が消えている。以前と比べるとすっかり様変わりしたようにも見えるが、もともと形式には揺れがあったので、求められているレベルが変化しているわけではない。安定した語彙力と文法力がなければ合格はおぼつかない。毎年交互に出題される発音・アクセント対策を万全に(満点を目指すべし)。空所補充10問は踏襲されるだろうし、整序問題は復活すると思って差し支えない。段落番号はあってもなくても出題形式は同じとわかれば、むしろない方が有利ととれる。'12は英数150分がさらに140分へと短縮されるが、実質5分減なので問題数に変化はなかろう。安定した英語力をつけることを目標に、過去問を十分にこなせば、合格の2文字が見えてくる。

英語 ― 帝京大学

    2011 2010 2009
読解 和訳    
内容説明  
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句
派生語      
空所補充  
語定義    
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)  
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文    

標準
記・マ
やや難化。以前より時間がかかるので、他教科との兼ね合いも大事

【傾 向】 '98から続いている必須読解問題1題と、5問題中3題選択の形式だが、'10は選択問題に読解形式が2問入るという変化があった。'11も整序問題と誤箇所指摘問題以外は読解形式となり、このため、どの問題を選択しても、かなり時間を取られるように変化した。読解の英文そのものは例年かなり高度だが、設問は標準的なので、そのギャップに気づく「視点」が必要だ。読解の形式・内容も、選択問題の形式も、例年3日とも異なることが多い。選択問題では、整序問題が必出で、最も満点を取りやすい選択肢だが、難化の傾向にある。計算をすればわかるように1問ずつの配点が高いので、たった1問のミスが命取りになりかねないことを肝に銘じておきたい。
【対 策】 文法・語法、単熟語の基礎固めがまず第一。標準からかなり難度の高いレベルまで様々な英文を日々精読し、できるだけ多くの設問形式に慣れておく学習が結局は近道。同大他学部の問題に類似の過去問が多数あるので目を通しておくのもよい。文法では整序問題が必出の他、文法空所補充や正誤問題が易しめのことが多いが、手の出ない選択問題が混じっている年もあった。逆に時間をかけずに選択問題を通過できる場合もあったが、'11ではどれも同程度の時間がかかるよう変化している。時間配分も他教科との兼ね合いで検討が必要だ。3日間受験する者も、1日勝負の者も、当日は選択問題すべてに目を通し、自信のある3題を選び、限りなく満点に近い答案を提出する余裕が欲しい。合格ボーダーの得点はかなり高いところにあると思っていい。

英語 ― 東京医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント
英作文 整序
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文      

標準
マーク
基本的な問題が多いが実力が必要。マーク問題を手早く解く練習を

【傾 向】 出題傾向、内容に変化はなく、例年と同様といえる。全体的に難問はないが、整序英作文は日本語のリードもなく、文法・語法に深く通じていないと徒に時間を要してしまったかもしれない。短文完成は平易だが、文法に加えて慣用表現やコロケーション(連語関係)も求められている。毎年交互に出題される発音・アクセントは、予想どおり'11はアクセントが出題された。問題数は多くはないものの、苦手にしている受験生は貴重な得点源として確実にとれるように対策が必要だ。長文は空所補充と内容合致で、選択肢の多い後者に気をとられがちだが、むしろ前者をあまり時間をかけずに処理できるようにしておきたい。ちなみに、内容合致の選択肢は'10より1つ増えて25。英文自体は長いが、難単語は出てこないので選択肢と照らし合わせながら読み進めれば解答を絞るのにさほど苦労はない。全体的に、要領のよさとスピードが求められる。
【対 策】 文法・語法関連では難問はなく、全体的に平易なものが多いので標準的な実力を身につけておけば困ることはなさそうだ。しかし、日本文がついていない整序英作文であたふたしないためには、類題に多く接して流れに沿った内容が考えられるように訓練しておく必要はあるだろう。慣用表現やイディオム、動詞の語法などにも十分精通しておきたい。長文対策は、標準レベルのやや長いもので内容把握の練習をしよう。長さに免疫をつけておくことは落ち着いて進めるためにも重要だ。長文中の空所補充も、やはり解答箇所、選択肢ともに多めでやや骨が折れる。文意を汲むことはもちろんだが、普段長文を読む際に、文章構造や品詞などに十分配慮した読み方をしておけば、それがそのまま対策につながるだろう。

英語 ― 東京慈恵会医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句
派生語      
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)
発音・アクセント 発音・アクセント    
英作文 整序      
和文英訳
自由英作文      
会話文 会話文      

標準
記・マ
語彙や文法・語法はややハイレベルまでおさえておくと安心

【傾 向】 傾向に変化はなく、'10の内容をそっくり受け継いだ形の出題となっている。問題数も7題と変わらず。文法関連では、大きく分ければ①短文完成、②誤文訂正(適切文選択)の2種類で、①は記述式と選択式だが、前者は頭文字が与えられており、簡単な単語が入ることが多いが意外に悩まされるかもしれない。後者も難しくはないが一定レベル以上の語彙力は必要だ。②は短文中の余計な1語を指摘するものと類似した4つの短文から適切な英文を選択させるもので、正しい文構造の判断力と英作文における各自の意識を問うているようだ。長文は例年より平易な印象だが、同意語選択などはやや難レベルの単語も含まれている。代名詞が指すもの、脱文挿入などは最近の定番。英作文は短文で語彙レベルも普通だが、だからといって平易なわけではなく、差がつくポイントでもありそうなので、念入りな表現対策は必須。
【対 策】 最近の出題傾向はほぼ同様といってよいが、共通して言えるのはいわゆる普通の演習だけでは十分ではないということだ。もちろんそれは十分やった上で、もうひとつ上乗せが必要で、それが語彙力であり表現力といえるかもしれない。名詞、動詞を中心にやや難レベルの単語まで網羅しておけば安心できる。また、英文を読む際、文構造などには常に配慮し、コロケーション(連語関係)も意識するよう心がけよう。記述パート(和訳・英訳)でできるだけ高得点をとれれば、合格をグッと手元に引き寄せることができるので、多くの教材にあたり、解答を添削してもらうことで自分のクセや間違えるポイントをつかんでおこう。

英語 ― 東京女子医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充
語定義      
英作文
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成      
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序      
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文

標準
記・マ
情報をすばやく読み取る。会話文も重視

【傾 向】 以前は様々な形式を試してくる傾向があったが、ここ数年でパターンが定着してきている。大問4題で、[1]読解問題、[2]文整序によるパラグラフ完成問題、[3]データを読み取る空所補充問題、[4]データ付の会話文問題(ただし'11はデータなし)、である。[1]の読解には、内容合致の他に、タイトル選択問題、和訳、賛成か反対かの理由を英語で書かせる英作文('11は25語以内の指定あり)がある。[2]の文整序問題は'06より定着しているが、'10から少し複雑化してきた。[3][4]のデータは、図表、グラフ、地図など様々だが、本学の特長。情報をすばやく読み取るスキャニングの練習をしておくとよい。また、会話形式の問題にも常に重点が置かれているので、会話問題にもたくさんあたっておくとよいだろう。
【対 策】 まず過去問を10年分位解いてみよう。すると、いかに様々な形式が問われてきたかがわかり、バランスのとれた学習が必要との結論に至る。ここ数年、文法分野の出題はないが、書き換えができるレベルを求められたこともあった。グラフ、図表の読み取りにしても、情報を英語や数字で記述させたり、表に記入させたりもした。会話文をベースにした形式が極端に多い年もあった。和訳の練習も必要。英作文は10~30語程度の自由作文ができるレベルに。形式が一定化してきているとはいえ、安定した実力は土台にないといけない。しかし、難問や難語が出ることはなさそうなので、いかに高得点できるかが合否のカギとなるだろう。

英語 ― 東邦大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句  
派生語      
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成    
語定義      
誤文訂正(指摘)
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序      
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文      

やや難
マーク
やや難レベルの長文演習で語彙力もつけ、文整序対策も忘れずに

【傾 向】 出題数は変わらず大問7題、小問は1問減の69問。誤文訂正5問も変わらず。オールマークで、長文問題は空所補充、同意表現と内容合致の3つと言ってよい。処理すべき問題が多いので時間配分や効率性がカギ。誤文訂正以外はすべて読解で長さはどれも標準的だが、語彙レベルはやや高めで脚注はなし。でも、語彙の意味がわからないせいで文章の大意を理解したり問題を処理するのに支障が出るというようなことはほとんどないだろう。ただ表現の言い換え問題は15問と多いので、文脈から判断できるものもあるとはいえ、しっかりとした語彙力があると当然有利。文整序は、'10の形式と同様の形で、3つのブロックの中でそれぞれ文整序させた後、さらにその3つのブロックの順序を問うもの。ここは後回しにして他を先に処理し、時間に余裕を持たせて戻ってくるのが得策だろう。
【対 策】 処理すべき問題が多いので、取り組みやすさを見極める目が必要。長文メインで時間を要しそうではあるが、パラグラフごとにポイントを捉えながらコツコツ問題を解いていけば、時間に余裕があるだけにそれほど重い負担ではなかろう。長文の語彙はやや難レベルが多数含まれているので、かなり上級単語まで押さえておいて損はない。医学系の長文に数多く接し、関連の語彙を増やしておくこと。覚えなくてもよい単語などないというくらいの気構えが欲しい。長文の題材は、医学系以外でも、(コンピュータ)テクノロジーやインターネット、情報といった現代的・日常的テーマから比較的親しみやすいエッセイ的な読み物まで幅広く読んで英文に慣れ親しんでおくことが重要。文法関連の単独出題は誤文訂正のみで少なめだが、長文の問いで文法や文構造の理解を求められる箇所もあるので油断できない。文整序問題は例年厄介な問題だが、過去問を遡ればかなりの数を練習できるので、コツをつかんでおきたいところ。

英語 ― 日本大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明    
内容合致  
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充      
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義  
誤文訂正(指摘)  
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序    
和文英訳      
自由英作文  
会話文 会話文

標準
記・マ
多岐にわたる出題形式。何が出ても対応できる力がほしい

【傾 向】 '10に、長年にわたって日本大学医学部の特色であった、英問英答と英問和答の読解2題が消え、平凡な内容合致問題になった。大問が一気に8題へと増加したが、全体的に標準レベルになった。'11も全く同じスタイルで踏襲した。[1]は短文完成。5問とも視点の異なる設問である。[2]は誤箇所指摘5問。[3]はイディオム問題5問。受験勉強で出会いそうにないものが2問含まれていた。[4]は会話文5問。[5]は医療関連の読解で、内容合致4問と語定義1問。[6]も読解で、肥満の意外な原因に関するもの。内容合致5問。[7]は英単語を書かせる語定義で10問。'10より5問減。[8]の自由英作文も、30~50語だったものが、30~40語に減となった。例年受験生を悩ませてきたであろう読解2題が標準化したことにより、全体的にもかなり取り組み易くなり、この2年ですっかり様変わりした感がある。
【対 策】 2年連続で同形式となり、この路線が定着するならば、いわゆるふつうの受験勉強で十分対応が可能である。ただし、文法、構文、単語熟語、書き換え、英作文、会話文、読解と、バランスの取れた学習が必要である。何が出ても驚かないくらいの土台はないといけない。読解の形式が元に戻った場合に備えて、'09以前の過去問もやっておくべきではあろう。確実に医療関連の英文が出ると考えておこう。また[7]は単語を記述させる問題だが、実は過去に、長らく本学法学部が特色としていた形式であることを付け加えておく。

英語 ― 日本医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明    
内容合致
発音・アクセント
同・反意語句
派生語      
空所補充
語定義      
英作文    
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成      
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序      
和文英訳    
自由英作文    
会話文 会話文    

やや難
記・マ
長文演習を入念にやり、和英両方の記述力を高めておこう

【傾 向】 全4題でそのうち3題が長文、もう1題が英作文なのは相変わらずだが、会話形式→状況設定をした上での英作文になった。長文の出題形式、内容もほぼ例年どおり。和訳や内容説明、文中の語句補充(記号選択・記述の両方あり)、恒例の必要に応じて語形変化させて空所補充する問題は'10の動詞句からそれ以前の1語に戻った。長文の中に程よく文法・語法も散りばめられており、出題形式に何らかの偏りがあるようには見えない。語彙レベルは標準的ではあるものの、語彙力は高いに越したことはない。英作文は、状況設定をきちんと踏まえた上で、内容をただぞんざいに伝えるのではなく今回は丁寧な表現が求められ、助動詞や口語表現がどれだけきちんと使えるかで出来が決まりそう。大きな変化はないものの、例年よりも多少レベルが上がった印象で、中途半端な対策では到底対処できないだろう。
【対 策】 時間は90分と余裕はあるが、文法関連の単独問題は一切なく長文が大半なので、まずはしっかりした読解力を身につけることが第一だ。語彙レベルは決して高くなく長さもそれなりだが、医学関連も含め上質な論説文に多く触れておくとよい。そういう意味では過去問を最低5年ほどは遡ってチェックしておくことはとても有効であろう。また、長文の中には語彙(イディオム)や文法(誤所指摘)を問うものもあるので、そちらの方も抜かりなく対策はやっておかなければならない。長文については、医学系も読んでおくべきだが、言語や倫理、教育や人間関係などの幅広い人文系の分野にも精通しておくと良いかもしれない。英作文は形式を変えながら必ず出題されるが、出題は会話に重きを置いた傾向なので、会話文などにも十分親しんで、そのやり取りをスムーズに書けるようにしておくと自信がつくだろう。配点は少ないが発音・アクセント対策も必須。

英語 ― 北里大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成  
語定義      
誤文訂正(指摘)
発音・アクセント 発音・アクセント  
英作文 整序
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文

標準
マーク
読解力と文法力をバランスよく身につけ、処理能力を高めよう

【傾 向】 アクセントの問題が復活し、短文完成がなくなった以外は、全体的に'10とほぼ同様の出題形式といってよい。大問数は変わらず6題。時間が70分になって2年目だが、難度、分量的に妥当といえそうだ。長文は近年長さは抑えられている感があるが、'09のインタビュー(会話)、'11の大統領演説など、ニュース関連の英文が出題されていることには注目しておきたい。文法関連の出題内容はやや流動的だが、誤文訂正と整序英作文は必須と考えていいだろう。品詞や文章構造などに日頃から配慮できているかどうかがカギになりそうだ。また、短文完成など、再び出題される可能性のあるものはきちんと対策しておこう。
【対 策】 例年全体的にバランスのとれた出題になっており、多少の傾向の変化にも動揺しない確固たる実力をつけておきたい。標準レベルとはいえ、文法の演習、あるいは読解演習が不十分であれば時間不足になり中途半端な結果になりかねないので気をつけたい。長文の題材は医学系が多いので、標準~やや難レベルの関連英文に日頃から親しんでおくこと、それと、'11でオバマ大統領の演説文が取り上げられているように、雑誌などで時事英文に触れておくことは有意義であろう。問題は例年空所補充選択と内容合致が中心だが、'11は脱文挿入も出題されているので、東京医科大などの類題で対策ができそうだ。文法問題では相変わらず文章構造や品詞の概念などが問われる良質の問題なので、曖昧な理解で済まさないようにしよう。悠長にやっていては時間不足になりかねないので、高い問題処理能力を身につけておきたい。

英語 ― 聖マリアンナ医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明
内容合致      
発音・アクセント      
同・反意語句    
派生語      
空所補充
語定義      
英作文
文法 同・反意語句    
派生語    
短文完成      
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序      
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文    

やや難
記・マ
揺れ動く問題形式。しかし記述力を問う読解に変化なし

【傾 向】 '11は大問数が'10同様4題。[1]はミツバチの激減に関する読解で、例年通りに和訳あり、英作文あり、内容説明ありと記述中心である。語数指定の内容説明が90~100字の語数指定に変わった。[2]は中世における清潔さの概念に関する読解で、和訳、英作文、10字以内の内容説明、空所補充の他、共通語補充問題も加わった。[3]は同意語選択5問。[4]は空所補充形式で、指定はないが派生語を記述させる問題で5問。毎年問題形式に変化はあるものの、読解2題の分量や、記述に重点を置くところなどは本学の特徴として踏襲されている。論理的な読解力と、標準より上の語彙力を要求していることは例年通りである。
【対 策】 以前の形式を復活させる傾向もあるので、過去問はなるべく多めに解いておこう。文法問題や会話文問題など、すべて出るものと思って万全の準備をしておくべきだ。特に記述中心の読解問題は、常に歯ごたえのあるもので、日頃から実際に書く練習をしておかないと付け焼刃は効かない。和訳と内容説明に加えて英作文もあるので、小手先でない、しっかりとした英語力を要求している。読解の内容は文系あり理系ありと多岐にわたっているので幅広い分野の英文にあたっておこう。時間は90分あるので、速読というよりやや難しめの英文を精読し、力を蓄えて本番に臨みたい。

英語 ― 東海大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句
派生語      
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序      
和文英訳
自由英作文      
会話文 会話文

標準
記・マ
合否のカギとなる和訳、英訳での「実戦得点力」を向上させよう

【傾 向】 '11も出題形式、内容、分量、難度にも大きな変化は見られず、基本~標準レベル中心の出題となっている。短文完成は文法の基本問題のみで1問も落とせないし、同意表現についても特別に高い語彙力は必要ない。会話文から状況を読み取るものや文整序、グラフの読み取りなどは'10と同様どれもかなり平易。長文は1題のみで、読みやすく設問も易しい。同意語を選択させるものは難しい語もあるが、文脈で判断できるので問題はなかっただろう。合否のカギとなりそうなのは和訳、英訳の2問だが、和訳は例年よりもやや易しい印象。和訳該当箇所に難単語は一切なく、こなれた訳文を書き慣れているかどうかで差がつきそうだ。それに比べると英作文はやや難度が高いが、標準的な文法・語法力、それに英文の構成やイディオムに習熟していれば満足のいく解答が書けたはずだ。どちらにしても、日頃の訓練の成果が如実に表れる良問といえよう。
【対 策】 標準レベルの問題が中心なので、文法・語法関連では、とにかく頻出とされる問題を総合的に演習しておくことが何よりも大切だ。解説書を熟読しそれを暗記しようとするのではなく、ひととおりやったらたとえ不十分であっても記憶が不確かであっても、まずは問題にあたってみることだ。そしてマメに見直しをしミスを極力ゼロに近づけていこう。長文もジャンルにこだわらず標準レベルの英文を読み、内容把握や言い換え表現の問題にあたっておきたい。和訳と英訳については、実際に書いてみることからしか成果は得られない。特に英訳に関しては、学習した文法事項や語彙、イディオムを自分で使ってみること、ネタとして使える代表的な例文を頭の中にストックしておくことで、本番で大きな助けとなることは間違いないだろう。

英語 ― 金沢医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明  
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句
派生語      
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント
英作文 整序    
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文

標準
マーク
平易な内容だが、その分、正答率が高い。基本重視と、集中力。

【傾 向】 ほぼ例年と同じ出題形式だが、大問数が'08以来の7題に戻り、そのうち4題が読解である。[1]は発音アクセント融合問題2問。[2]は会話文2問。[3]は文法問題4問でここまでは'10と似た形式である。従って読解が1問増えたことになる。[4]は科学記事を読むことに関する読解で小問4問。文構造を問う基本問題と内容合致が目を引く。[5]は要約文についての読解で小問3問。うち単語補充が6問、文補充が4問ある。[6]は幼児の言語習得に関する読解で小問4問。整序問題が2問ある。[7]は癌に関する読解で小問3問。読解が合計4題だが、専門的な知識を必要とするものではない。標準レベルの単語力で対応はできる。ただし必ず、指示語の内容を問う問題、同意語選択問題が出される。60分集中力を切らさずに解けるかが、課題か。
【対 策】 [1][2][3]の発音アクセント、会話、文法系ではパーフェクトを目指したい。また、時間も切り詰めて読解に臨めるよう、日頃から「秒殺問題」を増やしておこう。読解4題だが、短い文章の中にぎっしり問題が詰まっている印象である。並べ替えや語定義、内容合致や文法的問題もからめている。また文中の「文整序」は本学に特徴的な問題なので、過去問を含め、類似問題に多くあたっておきたい。全体的には、バランスの取れた英語力があるかどうかを試す意図が見て取れるが、基本から標準レベルの問題が大部分である。その分、正答率はかなり高いと見るべきだろう。取りこぼしをせぬよう、日頃から基本を固めておきたい。

英語 ― 愛知医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳  
内容説明  
内容合致    
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充
語定義    
英作文    
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文      

標準
記・マ
処理すべき分量は同様だが、やや易化。幅広く深い演習が不可欠

【傾 向】 '09より時間が100分に延長されているが、それに伴い問題数も増え'10同様大問は8題。問題数が多めで長文も4題と負担がかかりそうだが、例年長文の長さはかなり抑えられており、無理のない分量。内容は医学的なものはなく、エッセイ的な読み物中心。それぞれのトピックを素早くつかみ流れに乗れれば、スムーズに読み進むことができるだろう。また、設問では和訳がなくなり、日本語で解答を求めるのは代名詞の指すものを書かせる問題のみ。文中空所補充は、選択肢が設けられているものが多く、記述は少々。文法・語法関連は、全21問(整序英作文3、短文完成10、誤文訂正5、2文の空所に共通語を入れるもの3)で、どれも標準的ではあるが、文法・語法やイディオムに十分馴染んでいないと考えてしまうようなものも含まれているので、幅広い演習が必要だ。
【対 策】 時間が延長されたことで文法・語法問題が増加しているが、出題されるのは、短文完成(4択)や整序英作文、誤文訂正と2つの文の共通語補充(記述)などで、問題レベルも標準的で対策は立てやすい。文法全般に深く通じておくことは不可欠だが、特に、構文や英文の成り立ちを意識した勉強をしておきたい。また、イディオムや独特な慣用表現(言い回し)に十分慣れておくことも必要だろう。特別に難単語を覚える必要はないが、よく使われる単語の意外な意味などに精通しておくと大いに助けになるだろう。また、読解は、さほど長文でないものの4問も出題されるので、日常的にどれだけ読解に親しんでいるかがカギになってくる。医学的な文章よりは、いわゆる硬軟とりそろえたエッセイ的な読み物に多く触れておくとよいだろう。その際にも、常に文中で使用されている文法事項や語彙に十分配慮するよう心がけたい。

英語 ― 藤田保健衛生大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句    
派生語
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成      
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文    

やや難
記・マ
独特な出題形式の読解3題。論理的思考力が必要

【傾 向】 '08から読解3題の出題形式だが、3題目は3年連続で会話文主体の読解である。'11の[3]は一見すると完全な会話文形式であるが、設問は論理的思考力を試す、完全な読解形式なので、読解3題と言ってよい。[1]は医療系SARS関連の読解、[2]は創造力に関する考察の読解であったが、派生語や同意語を問うばかりでなく、さまざまな角度から内容を確認する小問が用意されている。それでも例年に比べると若干易しめの印象はある。いずれにせよ3題ともきちんと内容がとれる英語力と、設問に答える論理的思考力が必要とされるので、過去の問題に可能な限りあたって、弱点があれば補強する姿勢が大事であろう。
【対 策】 読解のみの出題であるが、選択肢に単語ではなく文章が多く出題されているため、やはり土台となる文法力は絶対に必要である。また、因果関係や、議論に対する反論を選ばせるなど、論理的思考力を要求してくるところが本学の特色と言える。'10は長文3題とも、'11は[1]と[3]が医療系の内容になっているが、専門的な知識を問うものではない。ただし、1つのテーマに対し、どんな議論がこれまでなされてきたか知っておくと、英文を読む時の助けになることが増えてくるだろう。たとえば「小論文」の学習で培った背景知識や論理展開が土台にあると、強い味方になるだろう。文章のテーマは医療系が多いが、社会学的なものもしばしば登場する。幅広く関心を広げ、論理的思考力を伸ばしていくのが望ましい。

英語 ― 大阪医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明      
内容合致      
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充      
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成      
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序      
和文英訳
自由英作文      
会話文 会話文      

やや難
記述
和訳や英作文に反映できる文法力や語彙力を身につけよ

【傾 向】 例年どおり、長文2題と英作文の2部構成。長文2題のうち和訳の対象になっているのは全部で7箇所で'10と同様。決して長くはないし、構造把握をするのも容易だが、きちんと内容が伝わる訳文が書けるかどうかはそれまでの演習次第。使役動詞やよく見るイディオム、挿入、否定や省略、不定詞、分詞構文などが扱われているが、最終的にどのような訳文を書くかは、個人の日本語の運用能力や語彙力に左右されそうだ。英作文は6行にわたる短い日本文の2箇所が問題だが、どちらもかなり長い文で、書き始める前にまず修飾関係や構造をきちんと考え、何を言おうとしているのかを明確にしておかないと、要領を得ないおかしな英文ができあがりかねないので要注意。
【対 策】 所与時間と設問の数やレベルを考えれば、焦る必要はまったくなく、じっくり時間をかけて取り組めばかなり充実した答案が作れそうだ。和訳は直訳を含めまず実際に書いてみて、それに推敲を加えて自分が一番自然でわかりやすいと思える訳文を作り上げること。英作文は、長めの文の場合は書きだす前に必ず文構造を考えた上で各パーツを作っておいて後でつなげるという方法もある。どちらにしても言葉の運用能力が問われるので、自己満足に陥らないように客観的な目を常に持ちながら取り組む必要がある。先生に解答を添削してもらって、何度か同じものを書き直してみるのはとても効果的であろう。

英語 ― 関西医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳    
内容説明    
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句  
派生語      
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成      
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文      

標準
記・穴
整序と読解の二本立て。根底にはしっかりとした文法力

【傾 向】 '08からの大変化を'09、'10、'11と踏襲している。大問4題と出題形式は'09から同じだが、読解中の下線部和訳と整序がなくなり、2題ともに内容合致(T/F問題)がメインになった。'07以前も他大学に見られない独特な出題形式ではあったが、整序2題読解2題という形式も珍しい。[1]は整序5問で日本文のついたもので、易しめ。[2]も日本文つき整序5問だが、1語補ってその位置を答える形式で、やや難。[3]はプラシーボ効果に関する読解。小問3問中、内容合致1問(T/F 8問)、空所補充2問。ここまでは'10と全く同形式。[4]は農業の起源に関する読解。小問6問中、内容合致1問(T/F 5問)、空所補充2問、語形変化2問であった。整序問題も読解問題も、どちらも決して難しいレベルではない。日頃培った実力を落ち着いて発揮したい。
【対 策】 '04~'07は分量が多く、出題形式も独特のものだったが、'08に一気にスリム化した。内容も整序問題と読解問題のみというシンプルさ。この形式が続くなら、時間配分で悩むことはなさそうだが、長年続いた会話文や、英訳和訳形式の誤文指摘、また発音アクセント問題の復活なども念頭に置いて、過去問に十分目を通しておくこと。また読解中の空所補充で、語形変化をさせる問題は文法や品詞の識別を問うている。英文を読む際に、文構造の把握のみならず、パラグラフ内での有機的なつながりに着目しつつ、精読を積み上げておきたい。

英語 ― 近畿大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明  
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文      

標準
マーク
標準レベルの文法演習とイディオムを含めた語彙力強化をせよ

【傾 向】 全体の構成・内容はこのところ同様で、大問5題、全50問。短文完成、誤文訂正、整序英作文はどれも基礎~標準レベルで、文法全般に精通するほど演習を重ねてきていればどれも平易と言える。ただし、英語独特な言い回しも出題されており、1点でも多くとろうとするならややハイレベルなイディオムや慣用表現などに通じておくことも必要だろう。読解は空所補充選択と内容合致中心の総合問題の2つだが、どちらも例年よりも読みやすく問題も悩むポイントはほとんどない。ただし、総合問題は英文を読み慣れているかどうかで多少の差が生じたかもしれない。
【対 策】 とりたてて特別な勉強をする必要はないが、文法関連については十分に強化しておきたい。出題は、短文完成、誤文訂正、整序英作文の3点で、難問はまず出題されないので基礎を固めながらその類似問題にできるだけ数多くあたっておくこと。動詞の語法やイディオム、独特な慣用表現などにも目を配っておければなお望ましい。読解は2問だが、どちらも長文というほどの長さではなくレベルも標準的なので、相応の長さ、レベルの英文で、空所補充と下線部の内容把握、そして内容合致の練習を念入りにしておこう。'10の問題では、文法パートは慣れていれば10分あまりで処理できそうなので、残りを読解にあてられれば相当余裕を持って解答できるだろう。たとえ文法関連でややてこずったとしても、時間は十分過ぎるほどあるので、落ち着いて取り組もう。

英語 ― 兵庫医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明
内容合致    
発音・アクセント      
同・反意語句  
派生語      
空所補充
語定義    
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)  
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序
和文英訳
自由英作文      
会話文 会話文      

標準
記・マ
文法と文構造重視。基礎土台を固めることが第一の対策

【傾 向】 毎年形式がいくつか入れ変わり一定の型がないように見える。とはいえ、文法4択問題10問と読解問題3題は'10を踏襲した。特筆すべき大きな変化は英作文。従来の和文英訳が、英単語5語で補う部分作文になったことであろう。また誤文訂正がなくなったことも大きい。整序問題が読解形式5問から、単独10問に変わったのも形式的にはやり易くなったかもしれない。だから全体的には易しくなった印象がある。従来は90分でかなりの量をこなさせる感じであったが、'11はじっくり取り組める印象に変わったと言えるだろう。難しい箇所はもちろんあるが、きちんと受験勉強をこなしていれば太刀打ちできるレベルである。
【対 策】 [3]の空所補充選択10問と[4]の整序10問に加えて、新形式である[1]の英作文も単語5語と指定があるところから、これらは基本的に文法分野であり、普通の受験勉強の範囲である。[2]の読解は完全に記述式3問だが、15行と短いこともあり、標準レベル。[5]の空所補充形式の読解2題は、それぞれ10行程度のパラグラフに語句を5か所に補充する問題だが、文構造上はっきりわかる易しいレベルである。逆に言うと、この問題にてこずるようなら学習方法に問題があることになる。[6]の読解は24行で内容や文法語法を問う選択10問。これも標準レベルと言ってよい。こう見てくると特別な対策はいらないようだが、毎年形式を入れ替えてくるので、英作文、誤文訂正、発音アクセントなどの復活も視野に入れ、読解を文構造的に、また文法の観点から読む訓練をしておけば万全だろう。

英語 ― 川崎医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳      
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充  
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文      

やや易
マーク
整序の難易度は高いが、文法は容易。読解は標準レベル

【傾 向】 '10と同じ形式で5題の出題である。[1]は文法の短文完成5問で、'11に引き続き前置詞の知識を問うもの。前置詞5問の出題は'06以来6年連続である。[2]も文法の短文完成5問で、形容詞が2問、動詞が3問。このように分野をしぼる出題傾向は本学の特徴と言える。[3]は整序が5問。[4]は医療系の読解で空所補充が5問。ここでも前置詞が4問を占めている。[5]は宇宙飛行士の食糧に関する読解で、内容を問う英文問題が11問。特筆すべきは整序問題。'04以来の復活を果たした「日本文なしの並べ替え」が、2年連続となった。7~10語と語数も多く時間を取られた受験生も多かっただろう。ただ'03以前によく見られた「解けない問題」ではないので、きちんと受験勉強をしていれば心配は要らない。
【傾 向】 文法の短文完成が[1]と[2]に分けられているが基本的な熟語や構文を問うものが多い。整序は和訳がついていないので、難易度は高くなる。選択肢を先に確認するのがコツだろうが、それでも1~2問難問が潜んでいるので、無駄に時間を取られぬよう、満点を目指さないことも大切な心掛けだと思う。読解2題中4題目の空所補充は、単語を入れさせるもので、選択肢の品詞はほぼそろえてあるが、前置詞兼接続詞のようなものに要注意。[5]の読解の英文で内容を問う問題は、問題量が多い上に、きちんと読み込んでいないと、紛らわしい選択肢にひっかかることになるので、過去問を解いて間違えた箇所をチェックしておく。読解のテーマはほぼ毎回医療関連。パラグラフごとに該当箇所を解いて行く方法に習熟して得点源にしよう。正当な受験勉強の延長線上に合格ラインがあると思ってよい。

英語 ― 久留米大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)
発音・アクセント 発音・アクセント
英作文 整序
和文英訳
自由英作文      
会話文 会話文

やや難
記・マ
時間に余裕はあるが、解く順番に注意。整序英作文は後回しが得策

【傾 向】 出題形式、内容ともに'11は'10と同様といってよい。[1]だけが長文らしい問題で、[2]、[3]は短文だが、[2]の整序英作文が難所。'10では多少取り組みやすくなっているが、時間はそれなりにかかりそう。[1]の語彙レベルは本文中では標準的だが、その選択肢や[2]、また発音問題などではやや難単語が扱われているので、語彙関連は充実させておきたい。[3]の和訳と英作文は標準的といえるが、中途半端な実力では得点にならないだろう。文法関連で得点するには、文法力に加えてイディオムや動詞の用法などにも精通している必要がある。また、'10に続きアクセントではなく発音問題が出題されたが、どちらが出てもいいように対策はしておきたい。
【対 策】 例年出題形式に変化はなく、対策はたてやすい。長文は医学関連に限らずやや語彙レベルの高めの英文で内容把握と語句補充の演習を十分しておきたい。後者については、類題をこなすのももちろんよいが、読んだ英文の重要箇所に空所を設け、時間が経過してからそれを読み直してみたりするのも有効だろう。また、和訳と英作文は差のつけどころなので、文法や語法をきちんと使えるレベルにまで引き上げておくことが不可欠だ。なお、英文中の整序英作文は後回しにするのが得策。この対策は難しいかもしれないが、常に文章構造に留意し、単語を有機的な文の構成要素であるという見方を身につけておくとよいだろう。発音とアクセントはどちらかは必ず出ると考え、一見やっても無駄と思えるようなやや難レベルの単語までチェックしておくことは十分意味があるだろう。

英語 ― 産業医科大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成      
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント      
英作文 整序      
和文英訳      
自由英作文
会話文 会話文      

やや難
記述
選択肢なし。記述力重視。英作文が必須

【傾 向】 '03以降、読解3題、英作文1題の大問4題の形式に変化はない。[1]はさほど長くない英文中の空所補充が10問。選択肢がない分、難易度は高い。[2]は2ページ近くの読解で、イルカや鯨の睡眠に関するもの。4問の設問中、本文の内容を日本語で説明するものが2問、下線部和訳が1問、それと内容合致(正誤5問)である。[3]も同じ長さの読解で胎児の音楽の記憶に関するもの。4問の設問中、2問が本文の内容を問うもの(それぞれ100字程度)で、さらに内容合致(正誤5問)である。[4]は英作文で、英文の指示に従い100字程度で作文をする。今回は「アニメと漫画は現代日本文化を代表するか」意見を書かせるものだった。ポピュラーな話題についての出題が多い。日本語による内容説明が多数出題され、和訳、英作文とともに論理的な記述力を要求するのが本学の特色である。
【対 策】 全体に選択肢がなく、内容説明を書かせたり作文させたりと、記述力がかなり問われる。[1]の空所補充は、内容把握も当然ながら、品詞を考えていくようにしたい。全問正解は至難。ただ、読解中の単語などは標準レベルで読みやすい。内容はやはり人間の体の構造を扱ったものが多いが、ポピュラーな話題なので取り組みやすいだろう。内容説明にしても英作文にしても100字(語)程度で書かせる問題が出題されているので、普段から100字(語)の感覚を身につけておくとよい。また「小論文」の学習で扱ったテーマを100語の英文にまとめ、先生に見てもらうなど、プロの判断があると自信もつくだろう。

英語 ― 福岡大学

    2011 2010 2009
読解 和訳
内容説明      
内容合致
発音・アクセント      
同・反意語句      
派生語      
空所補充      
語定義      
英作文      
文法 同・反意語句      
派生語      
短文完成
語定義      
誤文訂正(指摘)      
発音・アクセント 発音・アクセント
英作文 整序
和文英訳      
自由英作文      
会話文 会話文      

記・マ
和訳の得点がカギ、ケアレスミスには極力注意しよう

【傾 向】 全体的に基本に根ざした内容で例年どおりと言える。短文完成、整序英作文が定番の文法問題は、基礎~標準レベルでミスできない。整序英作文で不要語があるのは例年どおりだが、短文完成では「適していないもの」を選択させ、「すべて正しい」という選択肢もあった'10から一転、適切なものを選択させる普通の問題になった。'11でもこのあたりの変化は十分気をつけたいところ。長文は'09より引き続き内容合致だが、一読して解答が選べる平易な問題。選択肢をチェックしながら読むのが効率的。和訳は、強調構文がきちんと訳せればほぼ満点が期待でき、例年以上に平易な問題。アクセントは数は多いがおなじみの単語しか見られないので、これで得点できなければ準備不足と言われても仕方ない。音読の習慣をつけることが肝要だ。
【対 策】 本学に合わせた特別な対策が必要なわけではなく、文法全般をきちんと演習し、さまざまな類題にあたってスムーズにこなせるようになっておくことが大事。英文を実際に書く力は直接は求められないが、整序英作文はあるので「使える英文法の力」は必要だ。'10の問題の問い方は普通だったが、特殊な場合もあるので余計な時間のロスを防ぐために、きちんと問題文を読むこと。長文は医学関連ではなく英文レベルも平易でエッセイ的な軽い読み物が多いので、その類いを意識的に読むようにしておくとよい。アクセントの出題が続いているが、発音が出ても対応できるように早いうちからどちらにも馴染んでおこう。



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