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2011年度 AO入試/編入学試験(医学部)

■AO入試合格のポイント

 AO入試とは、大学の求める学生像(アドミッション・ポリシー)に基づき、学力だけでなく様々な角度から受験生を選抜する試験である。私立大学では7割以上がAO入試を実施しているが、私立医学部でAO入試を行っているのは獨協医科大学と金沢医科大学の2校である。

 どちらの大学も受験資格に年齢制限があるが、獨協医科大学のAO入試は大学卒業(見込)者、あるいは大学在籍または大学中退者を対象としており、大学での履修状況によっては2年次編入が許可されることもある。一方、金沢医科大学は年齢制限さえクリアしていれば、高校卒業(見込)者が対象なので現役生でも出願することができる。

 出願にあたって自己推薦書を書く際には、その大学のアドミッション・ポリシーをよく読んで理解した上で、自分がいかに大学側の求める人物像に合致しているかを書く必要がある。特に出願要件や募集の趣旨をよく読んで、自分がこれらの条件のどれに当てはまるかをきちんと明記しなければならない。自己推薦書は志望理由書とは異なる。単なる志望理由を延々と書くことのないように気をつけたい。



■編入学試験合格のポイント

 私立医学部のうち、編入学試験を行っている大学は全部で6校である。そのうち、岩手医科大学医学部で行われている学士編入試験は、歯科医師免許取得者もしくは取得見込者を対象とした試験である(卒業年度制限あり)。初年度である昨年は正式発表が12月だったにも関わらず52名の志願者を集めたが、2年目の今年はさらに多くの志願者を集めると推測できる。

 私立医学部の編入学試験といえば、一般入試の受験が義務づけられている大学がほとんどであったが、昨年度は藤田保健衛生大学、今年度から杏林大学と日本医科大学が編入制度を廃止したため、一般入試に準じた形で行うのは北里大学と愛知医科大学の2校のみになった。また、独立して編入学試験を行うのは東海大学と金沢医科大学の2校であり、9月に試験を行う金沢医科大学は、合格すればその年の10月から1年次の後期に入学することになる。

 東海大学は、医学部定員110名のうち40名と定員の3分の1以上を編入学試験で募集するため、毎年多くの志願者を集める。今年も激戦が予想されるが、東海大学は1次試験の過去問が公表されているのでしっかり準備しておきたい。



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